大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

小野田正利講演会

2007-09-29 21:07:07 | 文化
「子どものために手をつなぐ~学校へのいちゃもん(無理難題要求)から結び合いへ~」と言う題で講演があった。
とにかくパワフル、はでなポロシャツで手作りのカードを使い、関西弁の講演で迫力とユーモアがあった。5年前鬱病になったというおもかげはない。
今、保護者の学校への「いちゃもん」が多く、その解決に悩まされているという教師が多い。早期退職に追い込まれたり、自殺する教師も多い。
「いちゃもん」の研究をし、いちゃもんは社会問題、社会病理であるという。教育基本法改悪で自己責任が問われ、親が追いつめられているのではないか。また、再生会議が提唱する教育の商品化はとても問題が多いという。
今、社会全体が訴訟社会になっていることも要因だろう。
親の本音を把握し、教育のパートナーとして親と教師、子どもがつながることの大切さを訴えておられた。
最近、弁護士を連れてきて賠償を請求する親も多いという。しかし、絶対に印だけはおしてはいけない。国家賠償法で教育委員会に責任があるのだから。
最後、「教育は夢とロマン」そんな思いで教師は定年までがんばってください。自殺しないでくださいと言う呼びかけに教師からの大きな拍手が鳴り響いた。教師のためになる研究を深めていらっしゃる先生の講演に大元気をもらった。
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