映画「いわさきちひろ」

今日は友人4人で映画「いわさきちひろ～27歳の旅立ち～」を見に行った。
画家いわさきちひろの知られざる人生が、黒柳徹子や夫、子ども、周囲の人々の貴重な証言で浮かび上がるドキュメンタリー映画だった。軍国の母に強く進められ、無理矢理、結婚させられ満州で新婚生活を送った彼女。彼女はかたくなに心を開かず、夫は自殺する。
失意の彼女は絵を描く。その中で年下の青年松本と結婚する。貧しい生活の中で、彼女は筆一本で、子どもと夫の生活を支える。
本当の愛とこどもへの愛情に目覚めた彼女の画風がいちだんと柔らかく、人を感動させるものになる。権利意識やベトナム戦争への怒りから描いた絵本など素晴しい業績。
５５歳という短い人生だったが、後世に素敵な絵を残して下さったことに感謝です。
この後、「扇華」でランチ。やさしい味でおいしかったです。