アメリカの小説で安物雑貨店に「ファイブ・アンド・ダイム」とルビをふっていた。
東京ディズニーランドにその店名があるようだ。その店が安物雑貨店かどうか知らない。もともとは小売大手のウォルマートが最初に立ち上げた零細小売店に付けた名のようだ。「5セントと10セント」のことだから低価格商品が売り物で、日本流では「100円ショップとなるのでしょうね。
ダイムは10セントの別称であるから5セントも別称のニッケルとして「ニッケル・アンド・ダイム」が平仄に合うと思うのだが。
話は飛ぶ。朝早くサンフランシスコの街を歩いた。時差ぼけだった。大分歩いたあと、腹の調子がおかしくなった。トイレを借りるような店がない。ちょうどタクシーが通りかかったのでホテルに戻った。料金はチップを入れて5ドルで十分だった。「つりはいらない」と言って降り、脱兎のごとく部屋に走った。気がつくと、なんと100ドルを上げてしまっていた。
時差ぼけと急を要する腹具合と似たり寄ったりのドル紙幣の結果だろう。自嘲気味の「想いでのサンフランシスコ」である。
東京ディズニーランドにその店名があるようだ。その店が安物雑貨店かどうか知らない。もともとは小売大手のウォルマートが最初に立ち上げた零細小売店に付けた名のようだ。「5セントと10セント」のことだから低価格商品が売り物で、日本流では「100円ショップとなるのでしょうね。
ダイムは10セントの別称であるから5セントも別称のニッケルとして「ニッケル・アンド・ダイム」が平仄に合うと思うのだが。
話は飛ぶ。朝早くサンフランシスコの街を歩いた。時差ぼけだった。大分歩いたあと、腹の調子がおかしくなった。トイレを借りるような店がない。ちょうどタクシーが通りかかったのでホテルに戻った。料金はチップを入れて5ドルで十分だった。「つりはいらない」と言って降り、脱兎のごとく部屋に走った。気がつくと、なんと100ドルを上げてしまっていた。
時差ぼけと急を要する腹具合と似たり寄ったりのドル紙幣の結果だろう。自嘲気味の「想いでのサンフランシスコ」である。