念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

『竜馬暗殺』を見る

2008年05月26日 | キャプチャー
 
 何の気なしに録画しておいた『竜馬暗殺』であったが印象深かったので一筆書きおくことにした。

1974年作であるからして、私が現実生活から離れていた時である(闘病とか・・・)。私は1972年ごろファインアートの世界に見切りをつけ映画を作ろうと思い、黒澤明プロダクション-「四騎の会」をたずね、一時ではあるが黒澤プロダクションの人達と同じ飯を食べたことがあった。図らずも黒澤明が自殺未遂をした直後でもあり・・・私は『旅』に出てそれから病を患い・・・現実から離れた生活を送った時期である。

主演の原田芳雄は私にはなじみの役者であり、彼は現代の評価よりもっと大物になると思っていたのではあるが・・・。
この映画でのクローズアップは何と言っても『中岡慎太郎』であろう。
実際映画を見るまで竜馬と一緒に彼が暗殺されたことさえ知らなかった。
中岡慎太郎を演じた石橋蓮司は若い頃の『ボブ・ディラン』ばりの良い男で、緑魔子の旦那くらいしか知らなかった(中野の私のアパートのすぐ裏に住んでいたらしい)のであるが、存在感もあり結構二枚目風であったのだと思い知った。
竜馬暗殺は諸説、いろいろの推理もあるが後の権力の都合の良い解釈に落ち着いたのかもしれない。
数年前に幕末新撰組の史跡を見学に行って中岡慎太郎の寓居跡や暗殺現場の近江屋、池田屋跡や海援隊屯所跡などはほんの狭い空間であることがよく判った。
そんな空間で『人切り包丁』を持った人間が行き来すれば誰が殺されてもおかしくはないのだ・・・。







ホモっ毛が多かったり、エロカラミシーンなども結構あり黒木和雄監督ははじめはかなり若い監督かなと思ったが、巨匠の中にも入るような素晴らしい監督であった。私は闘病後にはほとんど映画を見ることがなかったのでそのへんのことには疎かった。
 
 今日からテンプレートを変えてみた。gooのカスタムテンプレートなのだが本文記事の背景の色と文字色も変えたかったがその項目が見つからない。タイトルや右や左のパーツについては変わるようだ。じつは累計のカウンターを付けたかったのです。前の宇宙のテンプレートは気に入っていたのだが、レンタルカウンター表示をするにはカスタムテンプレートしか対応していないのだ。

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