念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

ハチクマ、クロツグミ

2012年06月15日 | 野鳥

                ノントリミング画像

 

       AM10時頃 四つ沢あたりで南の上空に飛ぶ鳥を見かけカメラを向ける。

拡大すると尻尾に先日見たハチクマの特徴ある模様が見える・・・・トビかとも思ったがあの暗色型(アズキ色)のハチクマだと直感した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  転がすような独特な美しい鳴き声を持つ「クロツグミ」のソングスポットはいつも同じ場所である、その姿をいつか見てみたいと思っていました。

前回にもそれらしき姿(メス)を見たのだが・・・・・。

黒いムクドリくらいの大きさの鳥が50mほど先に舞い降りた。

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりと静かに追う。

 

 

 

 

 

 

距離を保っていてもオスのクロツグミは私の存在が気に入らないようだ・・・。

にわかに飛び立った。

 

 

しばらくしてサンコウチョウの姿も見えないので帰る途中・・・・今度は別の場所でムクドリ大の鳥が舞い降りた。

撮った画像を確認すると色は薄いが胸に斑点があるやはり「クロツグミ」のメスのようです。

 

 

 

   正面から見ると足は細い。

 

 

草むら脇の地面を一生懸命つついては子らの餌を探している。

この画像をみて驚いた・・・・・大量のミミズ?を咥えている。

このメスは距離にして50mほどは歩いて移動した・・・距離を保っていても私の存在は判っているはずです。

危険を冒してまで歩き餌を探さなければならない事情があったのです。

 

今この時期はオス、メスとも子育てに必死です・・・・・そんな事情も省みず追いかけ回す私は後ろめたさも感じました。

 

何年もこの森に通っている人でも見ている人は少ないようです。

とてもラッキーなことには違いないです。

人が少なかったこともありますが静かに撮影したので撮らせてくれたのでしょう。

美しい鳴き声の「クロツグミ」さんありがとう。