ふたたび暑さが戻ってきた。我が家の引越しもそろそろ一段落しつつあり、明日には子ども達も帰ってくるようだ。
鉢呂経済産業大臣が辞任した。あまりにもお粗末な大臣だった。
原発問題、エネルギー政策などを抱える現時点での最重要閣僚が、派閥均衡人事だけで選ばれた結果だろう。
ネット上では、「鉢呂大臣が《脱原発》を言ったから辞めさせられた。陰謀だ」ということを流している人たちがいるが、もう少し冷静に考えてほしいと思う。
鉢呂大臣は「それ以前」の理由で、辞めなければならないことになったのだ。
そういう《陰謀》があるのだとしても、こんなに簡単にひっかかる人物が、外国との貿易交渉に出て行ったらどんなことになるか?まさに適材適所ではなかったということだろう。
任命責任を問われる野田総理は、定例の会見も受けない、国会も開かない、議論を避けて短期開催を主張している。
《どじょう総理》だから、泥の中にもぐりこんでいれば良いと思っているのだろうか。