朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

金福寺

2008-09-16 | 京都の文化(秋)
こんぷくじ。
 このお寺の近所も散歩コースです。
 朝、門前を通るばかりで、拝観はこれからのお楽しみ。
 資料によると、松尾芭蕉がこのお寺の和尚を度々訪問したそうな。
 その後一旦荒廃したが蕪村が再興し、今は芭蕉庵ときれいなお庭があるそうです。
 特に、紅葉の頃がよいとのこと。晩秋は、忙しい。
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月はおぼろに 東山 ♪

2008-09-15 | 京都の文化(秋)
鴨川の納涼床に行きました。満月でした。
 懸念された天候もどうにか悪くならず、少しうす雲もあったけれど、気持ちの良い川風に吹かれて、京料理を楽しみました。
 午後6時に到着。まだ明るく青い空に、しばらくすると東山、如意ヶ嶽からおぼろ月が昇ってきました。
 京野菜の炊き合わせが美味しかった。
 スパークリングワインで乾杯。
 お隣の店の床では、44年ぶりのクラス会(多分高校の)ご一行様の宴会も始まったようです。



「祇園小唄」 長田幹彦作詞・佐々紅華作曲 (昭和5年)

1.
月はおぼろに東山
霞む夜毎のかがり火に
夢もいざよう紅桜
しのぶ思いを振袖に
祇園恋しや だらりの帯よ

2.
夏は河原の夕涼み
白い襟あしぼんぼりに
かくす涙の口紅も
燃えて身をやく大文字
祇園恋しや だらりの帯よ

3.
鴨の河原の水やせて
咽ぶ瀬音に鐘の声
枯れた柳に秋風が
泣くよ今宵も夜もすがら
祇園恋しや だらりの帯よ

4.
雪はしとしとまる窓に
つもる逢うせの差向い
灯影つめたく小夜ふけて
もやい枕に川千鳥
祇園恋しや だらりの帯よ






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ワインの値段@レストラン

2008-09-14 | 食べること、レストランなど
いつも思うのです。特に日本の「高級」レストランで。
 どうしてワインの価格が高くて、多くの場合(リストの中で安いのを頼む)、まずい~か~まあまあ(ただし価格に釣り合っていない)のか。
 料理は、人手と材料費が掛かる、仕入れた食材が廃棄となるリスクがある、サービスに手数が掛かる、食器の種類が多く洗浄に手数、壊れることもある。なにより、料理人の技術と感性が必要。だから高価でも納得。
 ところが、店で一番よく売れるワインは、恐らくもっとも安いものか下から2番目でしょう。このクラスが高い、まずい。
 利益の源泉を酒に乗せるな。料理で勝負しろ。

 想像ですが、出入り酒屋の勧める(原産地では)大衆ワインをほぼ言いなり(「今回○○プロモで、安くしておくよ」とかいわれて)最安値で仕入れて、市販価格(酒店消費者価格)の5倍くらいの値付けする。酒屋のプロモーション文言をそのまま、リストの解説に書く。つまり料理店での付加価値はない、冷やすこと、グラス提供と開栓くらい。ぶったくりダ。
 最悪の実例です。数年前、とある地方の一流ホテル食堂で、都合でハーフの赤ワインを注文。選択肢なしで、出されたのは単に「ボルドー」と書かれたサントリーが輸入したもの。これが3000円(ハーフだよ)。いわゆるTable wineで、欧州でならば酒屋で200円くらいか。日本の酒屋でも500から700円くらい。香りも味もない赤いアルコール水だった。
 .....
 最近、近所で入ったお店。
 なんと、ハーフボトルが1200円、フルが2400円。そして美味しいワインだった。フランスのメドック(ボルドー)産。ご主人は正直に酒屋のお薦めですが自分で試飲して買ったと紹介です。感心。しかも値段がリーズナブル。
 おっと、料理も最高。すし料理をバックグラウンドにする和食。どこかの寿司屋の息子が独立してチャレンジしているらしい。
 
 ボクの提案。ワインの価格は、フルボトル1本で「ファシリティ料1000円(冷やしチンやグラス等設備費)」+「仕入れ価格」x(1.3~1.5:サービスチャージとリスク負担)で売るべし。そうすると、市販1000円程度のそこそこ良質wineが2300~2500円。時に張り切って銘柄モノを飲むときでも、5-7000円で飲める。
 こんなお店が増えていかないかな~
※「政治」と同じで、消費者(有権者)があほなので料理屋も進化しないのでしょうな。


 
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実るほど頭を垂れる稲穂かな

2008-09-13 | 京都の文化(秋)
今朝は小雨です。
 今住んでいる地域は、まだ所々に農地が残っています。
 水田もあります。この写真は今朝の稲の状態。もうほぼ成熟でしょうか。
 掲題は、ちょっとクサい慣用句ですが、まさにその様な状態になっていますね。
 以前に住んでいた東京の郊外にも多少の農地はあったのですが、ブロッコリー、大根、キウイなど、水がそんなには必要ない作物を作っていました(半分以上は「税金対策」のようで、花の咲いたネギとかが放置されていました)
 ここ、洛北は東山の麓なので涌き水が豊かです。散歩して観察すると、狭い農水路が緻密に広がっています。

※今晩は「お月見」ですが、晴れそうにないですな~~ 
 
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「ノニ」て、なに?

2008-09-11 | 外国の風物
最後の日は午後1のホテル出発。
 午前中は小雨模様。そこで、近所の道路沿いをウォーキングすることに。
 この島には蛇はいないと初日に聞いたので、安心して。ただし蚊はいるとのこと。幸い今回はは被害なし(念のために、虫除けスプレーと虫刺され薬は持参した)。
 さて、道路を少し歩くともう両側の奥ははジャングル状態。
 ↓は「ノニ」なる植物の実です。そこいらに、普通に自生している。



現地の日本語フリーペーパーの記事によると、このノニは大変に効用のあるサプルメントになるそうです。ただし、強烈に苦いらしい:良薬口に苦し。ティーバッグの形にしたり、粉末にして、市販している。
 ちょっと、いたずら心から一つもいでホテルに持って帰った。しばらく眺めていたが日本にまでは持って帰らなかった。
 日本も温暖化なので、もしかすると育つかもしれないね。


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キャラクター作戦

2008-09-10 | 外国の風物
日本の影響でしょうか。
 やたらと、変なキャラクターや駄洒落で「盛り上げ」ようとしています。
 まあ、島中がテーマパークで「非日常性」を訪問客に提供すること、遊園地が目的だからね。

 
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リゾートホテルの滞在

2008-09-09 | 外国の風物
Vacation=のんびりと過ごす、「観光」しない。
 欧米人の多くは、このような休暇を過ごすことが多いと聞いています。 例えば、滞在したホテルに「Spa」がありました。
 ←これはフラワーバス(夜間)

 お風呂(水着で)、ジャグジー、プール、冷水プール、サウナ(乾、湿)、フィットネスジム、冷房のある読書室、シャワー。
 マッサージ、美容エステ。
 バー、軽食堂。
 入場料が必要ですが1日出入り自由。...マッサージやエステは追加料金で多少高額。
 最近は、日焼けで紫外線を受けることを嫌う人も増えてきたので、屋根と壁つきのベンチスペースも増えています。長袖シャツ、長袖パンツ、大きな帽子と完全防御でプールに入っている人もいました。



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圓光寺

2008-09-08 | 京都の文化(秋)
今日の早朝ウォーキング。
 朝の気温は下がってきて、気持ちのよい散歩ができます。
 このお寺は、徳川家康が当時の学校として設立し、僧俗の両方の学生を受け入れたと説明してありました。木活字を使用して、出版事業も活発におこなったとのこと。
 庭園は、新緑や紅葉が見事のようです。今日はまだ門が閉まっているので、次回に訪れることにしましょう。

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カンブリア爆発

2008-09-07 | もろもろの事
持参した本の一つは、このテーマです。アンドリュー パーカー著「眼の誕生」。
 543ミリオン年前(5億4300万)から538ミリオン年前までの(わずか)5ミリオン年間に、それ以前にはわずか3種類の「動物門」(動物の大分類、生物の基本構造で区別)が、一挙に38種に増加したことを「カンブリア紀の大爆発」と呼んでいます。現在生存しているほとんどすべての動物はこのときの古生物を起源とする。なお、地球の起源は4600ミリオン年前(46億)。
 ※人類が、猿の系譜から分岐したのは約4ミリオン年前(400万)と推定されている。
 ※※「生命」の起源(その仮説例は下記※※※)は、約40億年前(4000ミリオン)が現在の定説。ただ「化石」による物理的証拠はまだない。 
 ※※※「コモノート」:古細菌と真正細菌(バクテリア)の共通の祖先が「生命」の始祖であるとの仮説。異説もある。(コモノート説は日本の学者の提案>>証明されればノーベル賞か?)

 なぜ、この時期に爆発的な「進化」が発生したのか。
 気候大変動や彗星衝突、太陽光変化、宇宙線などが原因か。
 科学調査の基本は、化石を発見して精密に調べること。
 カナダBC州(ヨーホー国立公園)フィールドの町から入るロッキー山脈の山中で、特殊な化石群を1909年米国人学者が発見した。バージェス頁岩(けつがん)と呼ばれている。
 その化石は、約5億年前の生物を驚異的なことに軟体構造もほぼ完全に保存していた。この生物が生きていたのがカンブリア紀。
 「アノマロカリス」など、現在は絶滅した「奇妙奇天烈動物」が多数発見された。その後、中国雲南省の澄江(チェンジャン)でもカンブリア紀のさらに古い同種類の化石が発見された。
←体長は最大2メートル。(wikipedia著作権自由画像より)
 「アノマロカリス」は他の動物を捕食して生きる、当時最強のハンターであった。20ミリオン年ほどして絶滅した。その理由は謎。
 奇妙奇天烈動物群には、このほかにも硬い甲殻、モノを噛み切る歯、捕まえる脚、眼など、機能が相当に高度化している。
 カンブリア以前に関しては、その後、オーストラリアで「エディアカラ動物群」の化石が発見された。570ミリオン年前と推定。こちらはクラゲ」のような軟体動物だけで高度な機能は持っていない。(そもそも軟体構造が数億年も保存されたことは、極めて特殊な土砂と圧力温度の組み合わせが発生した奇跡的な出来事だ)
 このエディアカラと、澄江の年代の間に何が起こったのか?
 
 ~~~~

 この本にも説明はあるが、進化を促す力として「淘汰圧」なる概念が出てくる。
 適者生存、弱肉強食の進化の世界では、DNAの突然変異で生まれた新機能の内、生存に意味あることだけが生き残る。生存競争が激しい環境を「淘汰圧が高い」すなわち、進化速度が加速されるとしている。
 まあそうかな、とは思う。しかし、突然変異、すなわちサイコロを投げるような偶然の操作だけで、有意な機能が創造できるものなのだろうか。
 サルにタイプライタと餌を与えておいて、何年たてば、「ハムレット」が完成するのだろうか。
 この本で、スウェーデンの大学の研究者が、DNA突然変異の発生確率を仮定して、原始の光受容細胞から(カンブリア動物の)眼に進化するまでの年数を計算した論文を紹介している。それによると、50万年あれば可能との結論である。
 しかし、これも多くの変数を仮定しているので、その数字が外れると結論が異なる。なんとなく、逆算して計算モデルを造っているような感じがする。
 淘汰圧が低い時代、前カンブリア紀でも突然変異は発生しただろう。この時期は視覚を持つ捕食者がまだいない時代なので、DNA失敗作の生物ももっともっと生存できたのではないか。つまり、カンブリア紀の直前には、もっと多様な「超奇妙奇天烈動物群」がいたのではないだろうか。
 淘汰圧なる概念自体が、なにかマスタープラン、最終設計への「見えざる手」として働くことを前提にしているのではないのでしょうか。
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ディナークルーズ

2008-09-06 | 外国の風物
部屋での読書、散歩で、過ごしたが、夕食には外出します。
 予約を入れて、ホテルまで迎えに来てもらいました。
 お客さんは、若い人が8割、シニアが2割、男女比は、女性がやや多い。
 国籍は(言語は)、韓国8割、日本2割でした。説明や音楽演奏は、この2つの言語のみ。英語もなし。
 この船の宣伝パンフレットには、ロシア語の説明もあります。そのうちに中国語も加わるのかな。
 韓国からは、「新婚カップル」がペアルックのシャツで、あるいは数人の中年女性だけのグループが乗船していました。その中年女性に非常にノリのよい人がいて、エンタテイナー(船の演出者&ギター演奏・歌手、フィリピン人とのこと)に乗せられて度々discoのように踊っていました。
 船への送迎方法を見ていると、日本人観光客はほとんどがホテルやアトラクション予約は個別手配の模様。一方、韓国の方々は観光バスでドット到着。新婚グループはその種カップルばかりの団体で構成されています。かつて日本もそうでしたね。
 =*+*+*=
 BBQの肉、鳥、魚の夕食、ビールやワインは飲み放題。
 なかなか楽しい2時間のクルーズでした。



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