朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

GoogleMapのストリートビュー

2009-05-25 | もろもろの事
夜桜見物に行った「高台寺」の境内に、グーグルのストリートビューのカメラが入って撮影したとの記事を見ました。
 色々とハイテクの情報が増えているようです。
 お寺も、観光情報の充実にずいぶん積極的です。



 検索サービスの「グーグル」は、1998年米国スタンフォード大学学生のラリー・ペイジとサーゲイ・プリンの二人によって創業された会社です。当時、画期的な検索方法の着想を得てソフトウェアを開発し、その後株式上場を果たして、2005年末の時価総額が10兆円を越えました。

 この会社は豊富な資金力と技術・人材を有するので、次々と「変な」サービスをマーケットに投入してきます。
 「ストリートビュー」もその一つ。無料の地図検索に加えてその地点と周辺街路の画像を360度の視角で提供しています。現在のところ、日本では大都市とその周辺だけ。米国内はかなり広範囲にデータが入っています。

 「高台寺」境内の風景は、まだアップロードされていないようです。同様に旭川動物園の園内ストリートビューも撮影済み。
 グーグルは「パートナーシップ」募集中で、今後色々な場所、遊園地、ショッピングモール、デパート、大学キャンパスなどの構内の画像も一挙に増えることでしょう。
 投稿動画で有名なYouTubeも、実はグーグルが買収したのでいまではこの会社の子会社です。
 米国では検索エンジンのYahoo!の利用が減少して、Googleの利用がNo.1になっており、Yahoo!をマイクロソフトが買収する話しが昨年ありましたが、最近もその提案が再度されています。

 ストリートビューの使い方を、以下のスライドで紹介します。
 まず、Googleのウェブページで「地図の検索」により、興味ある地名や建物名を検索します。一例として、京都、南座、を検索すると、サムネイル(左上の画像、クリックで拡大)の様になります。



 もし、その地点の「吹きだし」の説明書きに「ストリートビュー」のリンクが無い場合は、この図↓のように、「人形アイコン」にカーソルを置き、ドラッグ&ドロップすると、街路写真が現れます。方角と上下角度の調節はカーソルを動かせば可能。道路を進行して、連続的に別の場所に移動することができます。



南座の周辺のこんな写真が、360度向きを変えて観察することができます。
(掲載した写真は、画像の切り抜きなのでここで矢印などをクリックしてもコントロールはできません。GoogleMap本体の画面上で試してください)




東京都内に在住の方は、自宅や勤務先を見ることができます。京都も市内はほぼ網羅されています。
 プライバシーの苦情も発生したので、個人の顔姿や洗濯物などはグーグルに連絡すると消去するそうです。 

 冒頭に書いた高台寺の取材の動画はここにあります:「オンラインで街を歩こう。Google マップのストリートビュー 」
 
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