朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

高森田楽保存会

2012-11-15 | 国内各地の風物
高千穂から高森に戻って、休暇村南阿蘇にチェックイン。急いでホテル内温泉で汗を流してから、迎えに来てくれた友人たちと合流しました。



連れて行ってくれたのが「高森田楽保存会」という名のお店です。大きな農家の建物をそのまま使用して、畳の部屋がたくさん仕切られています。ふすまはほとんど取り払われていたのでとても大きな広間という感じ。各部屋に囲炉裏が作りこんでありました。



名物の豆腐田楽に、ヤマメやピーマン、人参、里芋、こんにゃくなどの串を灰に挿して、豆炭の火に炙ります。伝統の味噌がとても濃い味でエキゾチックでした。



まずはビールということで、地元産の地ビールを注文しました。最近のクラフトビールは小さいロットで多品種少量生産ができます。この店でも4種類の地ビールがあったので、ボクはピルスナーにしました。

突き出しは、油揚げ。かなり厚くて大きい。揚げたてなので醤油を少しかけて口に運ぶと、香ばしく柔らかな油揚げの感触が楽しめました。非常に美味。



もう数十年という長い間の友人夫婦なので、昔話や近況をお互いに話し文字通り和気あいあい。



最初から囲炉裏端においてある謎の黒い手袋? ・・なんのために。

実は、焼きあがった串を取るには火の熱線温度が高いので、なれない人がやけどするのを防止するための手袋でした。



南阿蘇名物の「あか牛」の串も出てきました。最近は、黒毛和牛ばかりがもてはやされますが、ここでは赤牛が人気です。肉も赤身が多く、引きまった味でした。おおいに結構でした。

お酒は地元「山村酒造」の清酒「れいざん」を竹の筒に入れて「かっぽ酒」、囲炉裏の火で燗します。





締めはご飯、汁、漬物となりました。



立派な書のふすま。



やんごとなき方々もここにおいでになって、名物田楽を召し上がった模様です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天安河原 | トップ | ボジョレ・ヌヴォ@japon »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿