朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

GOEMON

2013-02-26 | 国内各地の風物
大阪松竹座で、歌舞伎を鑑賞しました。



片岡愛之助が熱演する「二月花形歌舞伎」です。



舞台には、緞帳もなく、機械的な銀色鉄パイプが林立しLEDが発光していました。

物語は、石川五右衛門の生い立ちのドラマがありそして豊臣秀吉に仇討ちをする破天荒なお話になっています。

なぜか、エスパニョール(スペイン)が重要なキーワードになります。



ワイヤーで「宙乗り」はもちろん、歌舞伎としては異例な和服の女性ダンサーたちも出てきて驚愕。

さらには、フラメンコ歌手・ギターとダンスが活躍します。

ああ面白かった。



劇場から出てくると既に夜でした。



道頓堀。



有名なグリコの看板と、その周りの電子看板(デジタル・サイネージ)が一段とパワーアップしています。



橋の上には、お上りさん、若い人たちでにぎわっていました。(ナンパ橋?)



心斎橋はさすがにきれいでにぎやかでした。

~~

追記(2013-02-28):
 GOEMONは、26日が「千穐楽」でした。
 興行の興行の最終日のことで、楽日(らくび)。語源は雅楽の最終曲「千秋楽」だそうです。「千秋楽」とう字では「秋」に「火」という字が入っており、劇場での「火」は御法度のため縁起の良い「亀」の字を取り入れ「穐」という字を使うようです。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京の冬の旅、霊鑑寺 | トップ | 大阪の和食名店 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これ (hirorin)
2013-02-26 08:53:25
新聞で解説されてるのを読んでいいなと思ったのです。
五右衛門の生い立ちが面白く設定されてるし、斬新らしいですね。
そして女性も踊りなにかで舞台に上がるのですよね。
松竹座の建物はすばらしいです。
10年以上前に猿之助の「ヤマトタケル」を見たのが最後かなあ。
返信する
hirorinさん (geneve)
2013-02-27 09:31:07
この演目は昨日26日が千秋楽でしたが、とても面白い歌舞伎でした。女性ダンサーは元OSKだと最後の愛之助さん挨拶で紹介されました。フラメンコ舞踊の指導には当然ながら専門家が担当していてその方も舞台で紹介されました。この日の客席にはフラメンコ業界の大御所が来席していたようです。10月には再度花形歌舞伎を予定しているとのことでしたよ。
返信する
歌舞伎大好き! (ハリー)
2013-03-01 01:43:07
以前はよく観に行ってたけど、ここ4年ほど歌舞伎からは遠ざかっています。理由は簡単。夫が退職したから(涙)。好きじゃないのでしょうね。でもまた行きたいなぁ。ところで松竹座の地下で道頓堀地ビールが作られているのをご存じですか。かわいい工場があるんですよ。
返信する
ハリーさん (geneve)
2013-03-03 09:19:45
ぜひ機会を積極的に作って観劇におでかけください。・・地下の地ビールのことは全く知りませんでした。次回には味わってみたいと思います。
返信する

コメントを投稿