朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

インド:ブッダガヤ

2011-09-25 | インド仏教研修2011
ホテルを出発して、近くの竹林精舎へ(場所はラージギル)。



整備された池があり、この池の中から仏像が発見されたそうです。それをお祀りした小ぶりのお堂。



この仏像は掘り出されたので古いものだとの説明を聞きましたが、まあ真偽のほどは、、、美形の仏さまでした。

本当に古い仏像ならば、色を塗り直さずに汚れを落とす程度にてお祀りしたらもっと有り難みが増すと思うのですが、その感覚は日本人だからでしょうか。

インドでは、あるいはタイでも、博物館に納められた仏像は別ですが、お寺や聖堂に祀られた仏像は色鮮やかになっています。



学術的に価値ある古美術は盗難を避けるため博物館に収納されているそうですから。

その後、しばらくバスに乗りました。



生きたまま取引される鶏です。

それほど遠くない場所に、ブッダガヤがありました。

まず、宿泊するホテルにチェックインして、昼食です。インドの田舎町では外国人が団体で食事をとれる場所は、(高級)ホテルしかありません。



ずーと以前ですが、その昔、インドにはまった人の話を聞いたことがありました。
その人が「沈没」したのが、ブッダガヤ。

それで、とてもここに期待していたのです。



さすがに参詣する人の数は、これまでと段違いです。

釈尊が菩提樹下で禅定を修せられ成道された地。仏教における最も重要な聖地です。



小雨が降ってきました。



大菩提寺です。



雨のため、座ってではなく立礼でお勤めしました。

目の前にあるのが、歴史的な菩提樹。



聖堂の中の仏像です。

日本の仏像とは異なり、色鮮やかです。我らには、厳かさとありがたみが、あまり感じられないのですが、これも文化と既成概念の差異でしょう。

聖地なのですが、写真はOK。ただしカメラ持ち込み料金を入り口で支払います。まあ外人むけ税金ですね。



同じ敷地にある蓮池。・・この名前は個人的に、感慨無量です。



さて物売りの人々を無視して、でも、ぬれた歩道にあった菩提樹の葉を拾いました。

次にバスで向かったには、スジャータ。(コーヒー用ミルクではありません)



仏陀が修行で断食し餓死寸前の時に、牛乳がゆを与えてくれた村の娘の名前がスジャータでした。その村です。

その近くには、「生命の科学」の道場や日本の有志が経営する無料小学校がありました。



尼蓮禅河のほとりから、釈尊が苦行したと伝えられる前正覚山を遠望しました。

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