朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

万歩計の再生

2010-10-24 | もろもろの事
なんと、復活しました。



一度はあきらめたのですが、駄目もとと思ってボタン電池を買ってきて入れてみたところ、、、液晶の表示が現われました。

最近の電子部品自体は、多少の水に触れた程度では「浸水」しない構造になっています。また、以前に見たテレビ番組で古物商の人がテレビとかステレオの中古機器を拾ってきて、故障している機械に水道の水をホースでぶっ掛けて(もちろん電気は切っていて)しっかり乾かして、その結果かなりの品物が再生したことを見たのです。...ただし、この方法を良い子はまねをしないように!漏電して発火するかも知れません。

つまり、電子部品の耐水性は向上しています。配線基盤も乾けばOK。もっとも電池は水に触れるとショートしてしまい、電流が尽きてしまうと考えました。そこで、電池を取り替えてみました。(海水や汚水に落としたら部品や基盤が汚染して漏電するのでほとんど無理でしょう)

省資源、CO2節約に、ほんの少し寄与することができました。

領海侵犯した北朝鮮の「漁船」が海上保安庁の巡視船に追われて、銃撃戦の末に沈没した事件がありました。その後、船体が引き上げられて捜査されたのですが、その中に日本のケータイ電話機がありました。それを調べることで連絡を取っていた日本側のパートナーが分かったようです。その際も電話機の部品に記録された電話帳などが再現できたことでしょう。もっとも、その電話番号がわかれば電話会社の交換機には全ての通話先が記録されていて、ある期間のあいだは保持されています。
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2 コメント

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良かったですね! (Yousuke)
2010-10-24 15:41:09
携帯電話をトイレに落としてダメになった
友人が居ますが諦めるのは早いと言う事?
やっぱり画面が消えた!と言ってましたが
暫くすると復旧すると言う事でしょうか?
それはそうと、今度の奄美の水害では、多くの個所で携帯電話が不通になっていましたが
大雨には弱いと言う事でしょうか??
どうして?
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う~む (geneve)
2010-10-24 21:22:23
ケータイ電話の電子回路は、万歩計の100倍集積が緻密なので、普通は無理。特に、海や汚水に落とした場合。その時は部品を取り付けている基盤表面が汚染されて漏電しやすくなるので。ケータイ会社の窓口に持っていったら、会社は修理点検後の責任があるので、直りませんというでしょう。ですから「だめもと」でそんな状態のケータイ、デジカメは水道の流水でよく洗ってから乾燥させれば、万が一程度に生き返るかもしれません。北朝鮮漁船のケータイでは犯罪捜査なので特別な専門家がメモリ素子の物理的、化学的な処理で記録だけを読み取ったのだと思います。
 奄美の状況ですが、「ケータイ」無線通信は一般的にいえば災害に強いライフラインです。奄美ではケータイの基地局アンテナ、その電源とそこへの通信ラインが流されたことが問題と思います。そのあたりのことは後日に。

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