朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

生命の起源

2012-05-25 | もろもろの事
2012年4月22日午前7時、カリフォルニア州からネバダ州に、大きな隕石が落下しました。多くの人に目撃され、すぐに落下した隕石が探索されました。


 引用:www.nasa.gov

陸上に落下してまだ地球上の物質に「汚染」されていない隕石は、それに何が含まれているかを調査するために貴重です。特に、生命の根源であるDNAの構成要素の有無をしらべるため。

NASAと、SETI研究所(地球外生命探査)が協力して、すぐに飛行船を飛ばして上空からその痕跡を捜索しました。地上でも、目視で隕石探しが開始されました。

幸いにも数個が発見されました。カリフォルニア州の牧場や、公園などで。手で触ると人間のタンパク質が付着するので、ピンセットとアルミフォイルで採取している映像がNASAのwebで公開されています。


引用:www.nasa.gov

2011年8月には、南極で採取された昔の隕石から、DNAの構成要素である化学物質が検出されたとNASAが発表しています。CNN記事はここ

すでに1996年には、その10年前に南極で発見された隕石ALH84001が火星から飛来したものである事が判明したとNASAより発表されました。さらにその成分には多環式芳香族炭化水素(PAH)が検出され、それは生物が腐敗する際に生成される物質に類似したものであったのです。さらには現在もある鉄バクテリアが生成する鉄の粒子にそっくりな粒子も発見されています。

こんなことを、最近、ブックオフで買った「ファースト・コンタクト」(金子隆一著、文春新書1998年出版)を読んでいて知ったばかりでした。



2009年には、宇宙空間で補足した「彗星のかけら」を分析結果について、こんなニュースも報道されています:
"NASAの彗星探査機スターダストが2004年に採集したウィルド彗星のサンプルから、生命に欠かせない成分であるグリシンが発見された。中に含まれる炭素の同位体比率が地球の炭素と異なることも確認され、地球上の生命の起源を宇宙に求める説の裏付けとなりそうだ。”


生命の起源は、本当に、宇宙のどこからか飛来したのでしょうか?

~~
付記: 生命の起源と人間への進化については、「インテリジェント・デザイン」という仮説があります。非常に興味深いのですが、もう少し検討して後日に書いて見たいと思います。
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