朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

日本舞踊

2009-06-26 | 伝統芸能
坂東温子(ばんどうはるこ)さん、坂東流幹部師範、の講演と実演(6月22日)。
 日本舞踊には、五流派あるが坂東流だけが「歌舞伎舞踊」だそうです。
 日本舞踊は、韓国の舞いとは異なり、大地を踏みしめて下へ向かう。例えば、三番叟は、種まきで大地を踏みしめる踊り。
 
韓国ムーダンの講義であった、巫女の舞いに関して、日本でも相当する舞があります。
 その例として、「鞍馬獅子」の実演がありました。大神楽。「天地金」の扇(扇の面の上部2cmくらい帯状に金色、同様に下部にも金)、鈴、御幣(ごへい)を持って踊りました。
 
 踊りの構成には、「オキ」、「出端」、「クドキ」、「踊り地」、「チラシ」となる。
 クドキでは、しっとりと。踊り地では、賑やかに。

 その実例として「元禄花見踊」を、お弟子さん含め6名が出演。
 お江戸上野の山内に元禄風の丹前侍、湯女、供奴など大勢の人を、各々踊り手が躍り分けるました。一列になってまるで盆踊りのような形式。
 歌舞伎の舞台で本来は、花道から入ってくるのだそうです。それ相応の衣装もつけて。
 お弟子さんたちは、全て名取を取ってからも長い人たちで大変に上手でした。
 坂東流の紋をデザインしたお揃いの帯を締めていたのも印象的でした。
 

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