朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

中国 仏教寺院 寧波から普陀山

2012-03-14 | 中国仏教寺院2012
関空を13:40に離陸し、約2時間半で上海に着陸(2012年3月2日)

現地の中国人ガイドの出迎えを受けて、専用バスに乗って空港を出発。立派な高速道路がつながっていました。この日は上海中心部には行かずに、郊外を走って西に向かいます。

道路周辺の農地やそこに建つ住宅はほとんどレンガかコンクリート造り3階建てでとんがった屋根をもつしっかりした建物が並び、中国の発展が少なくとも上海近郊の農村にも広がっていることを実感しました。

途中の高速道路サービスエリアでトイレ休憩。ついでに売店、結構大きい、に入って、PETの水、ビール、紹興酒を購入しました。缶ビールはバドバイザ(米国ブランド)が6元(100円)、サントリー4元、中国ブランド3元。水は0.5元。高速道路でアルコール飲料を売っているのは日本と違う点です。

杭州湾を横断する長大な橋が完成していて、それを渡って寧波に向かいました。



寧波(ニンポー)の町に入り、ホテルにチェックインする前に、このレストランで遅めの夕食となりました。



魚介類の料理が多数並べられて、大変においしく感じました。この一帯の料理は、油濃くなくて、野菜も多くてとても美味です。



地元ブランドのビール。かなり薄い。この「雪花」のビールは、その後もほとんどのレストランで出てきました。レストランで30元(500円)、高い、日本並みの価格、外人向けでしょうか。

ホテル(寧波大酒店)は大きな建物で、空調、水、風呂、電話、エレベータなどに不具合はありません。
飲料水はPETボトルでの提供ではなくて、洗面シンクの横に飲用水と表示された別の細い蛇口がついています。それでも多少心配だったので、部屋に付いている電気ポットで一度沸騰させて、サービス提供のお茶の葉(ティーバッグではなくて、葉が大きなまま入った小袋)を入れて飲みました。
さらに湯冷ましにして、翌朝の歯磨きに使用。

翌日は、船に乗るため早朝に出発。1時間ほど走って波止場に到着しました。



この地図で、一番左にある島が「普陀山」です。大きくはない中型の快速船で約70分。



海の色は黄土色。杭州湾に流れ込む河川の水の色ですが、上流での緑化が遅れているため土砂が流れ込んでいます。この季節は雨が多いのでその影響もあるのでしょうが、土砂が流れ込むのは大地の浸食が進み、田畑が壊れ、河川が土砂で底上げとなり洪水の危険性が高まります。港の底も浅くなる。

上流で防砂ダムなどが必要ですが、まだそこまで手が回らない。



普陀山の港に到着。港のターミナルには、どこから来たのかすごい人数の参拝客で一杯でした。
このターミナルから島内に入場するのに、160元の料金が必要です。この金額は約2,000円相当で、中国の物価水準は日本の1/5~1/3程度ですから相当な高額だと思います。
ですが、それだけこの島に来て、観音さまを信仰することが価値あるとされていて、この人気の高さとなっています。

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