朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

上海租界

2010-09-29 | 食べること、レストランなど
戦前に租界があった頃は、「犬と○○人、入るべからず」と看板があったそうですが。[映画、「上海バンスキング」かな?](時節柄、某国からDoS攻撃を受けないように伏字にしました)

いまや昔の中国町家が残っていた地区を、その外観を生かして再開発して、大変におしゃれなアミューズメントエリアなっていました。名前も「新天地」だそうです。



万博見物で疲労し、ろくなものも食べられなかったので、ガイドブックを見てここにやってきました。広い中庭というか路地全体をオープンエアのテーブル席にして、まるでパリのカフェ状態でした。路上でのダンスデモもやっています。お客は、白人も多いけれど8割くらいは東洋人(ここでは、服装では中国人と日本人ほかは区別できない)。

台湾の「有名な小籠包」の店をめざして一直線。



ここが受付ですが、



人数ごとに、現在の呼び出し番号が電子掲示板に表示されます。合理的です、1-2名、3-4名、5名以上に分けて整理券を発行しています。1-2名のグループは待ち時間予想は1時間。一応、順番は登録しておいて、外の店をのぞきに。場末ではなくここは一等地なので、安い屋台とかは全くなし。

軽くビールとつまみだけとしたいので、近くの寿司・焼き鳥店に。ぐっと我慢して、手巻き1つと、小皿、ビールだけにて時間をつぶしました。鉄火の手巻きは、シャリもマグロもまともな味でOKでした。この店も流行っています、外の広場席からひっきりなしに注文が入っていました。ゆっくり食べてからもとの店に戻って待つこと10分くらいで順番が到来。


これです。ウエイターから注文のときに「5個のセットでも、一つが小さいですよ。他に料理はいらないですか」と聞かれ「いや、ダイエット中だから」と、これとビールだけの注文にしました。(5個で55元、約720円)

ま、おいしいけれど、初めて、新宿西口の鉛筆ビルの3階くらいにあった「小籠包」の店で食べた味には負けると思いました。(20年くらい前かな?)



新天地には、こんライブなジャズ喫茶や、



カフェバーが並び、土曜日ということもありお客さんで一杯でした。価格は、ほぼ東京なみ(せいぜい2~3割安か)でした。中国元はUSドルにリンクしていて、今は円高だからそれを加味すると、現地の人には猛烈に高価でしょう。


コメント (2)
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