ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

カンボジアでのインタビュー30人目達成

2015年06月28日 | Forced Motherhood

 

 

カンボジアでのインタビュー、30人を達成してシエムリアップは終了。

カナダで一人インタビューしているので、出産経験のある女性のインタビューは31名。

今回の調査は、30人を目標としていたので、まあ一応目標達成

 

↓何度もでてきた、食べてた米の量を示す動作

↓ベトナム兵が村に来た時のことをよく覚えている女性

↓キリスト教徒、この村では3人キリスト教の人にインタビュー

ロンノル兵に恋をされて、求婚されて結婚。シエムリアップにあった軍の施設で、200家族くらいと生活していたそう。

↓子どもがまだ数ヶ月の時にクメールルージュに夫を殺された

クメールルージュ時代には、「ロンノル兵の妻」と言われ差別された。でも、殺されなかったから良かった、とのこと。

最初の夫との子どもが1歳くらいの時、クメールルージュに強制結婚させられた。新しく夫になる人が自分の子どもをいじめるのではないかと不安で、いやだって言ったんだけれど、村長が「合意しないと殺される」と言った。この話の時だけ、小さい声でひそひそ話してたのが、とても印象的。

その夫との子どもを妊娠していたけれど、いつ頃生まれるかわからなかったところ、急に出産になった。出産後三日目に、クメールルージュから、「なぜ臨月だって言わなかったんだ」と怒鳴られて、夫と二人で怒られたそう。

↓2度目のシエムリアップで10人目になったインタビュー 

 

とても長くなったインタビュー、政治家のように怒鳴り散らしながら過去を語ってくれた女性。ただこの人はクメールルージュ時代に出産していなかった・・・・。今回はエラーは一人のみ、でもせっかくなので、えんえんと話を聞かせてもらう。