ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

沖縄戦全記録ーNHKドキュメンタリー

2015年06月14日 | マレーシア

 

夜のテレビはほとんど見られないんだけれど、マレーシア時間8時からのNHKスペシャル、沖縄戦全記録は、自分の今の仕事にも直結しているので。がんばって見ることにした。

というのも、日本の両親は、九州旅行中で、急にメールで以来してもテレビを録画してくれる可能性が低い・・・・・ので、なんとか放映を生放送でみようと、夕方からしっかり飲んで、酔いをちょっと冷まして見たのである。

ある女性の発言、

「小さな子が泣くと、泣くなと言われ、仕方ないからおむつを口にいれて、窒息死させた。」

窒息死させた、っていうテロップの意味が最初わからなかったくらい、平然とこの事実を語った女性(多分母親)。

 

 

沖縄では、兵士がたりなくなって、若い人たちが軍に防衛召集されて、訓練もなく、その日から実践。県内外に疎開されるはずだった高齢者や女性も、召集された。

数多くの人のインタビューを紹介していて、「この人たち、生き延びてラッキーだったな」と思わざるを得ないくらい悲惨な経験をしている人たちばかり。

自分の部下である兵士がシビリアンの服を着て戦場に出た点について、伊東大尉という人は、「どうせ死ぬんだから、好きにさせてやろうと思ってね。」

大学に入学した25年以上前に、「50年以上たっていないものは歴史ではないし、歴史学的観点からは分析できない」、って学生に言っていた中国の明時代の有名な研究家。沖縄からは、すでに70年。カンボジアはまだ40年。まだまだ検証できないことはあるかもしれないけれど、歴史の証人がなくなっていく前に、記録を残すことはとても重要だな、って、改めて感じる。

 

 

 

 


KL滞在は、2ヶ月ぶりの子守修行

2015年06月14日 | マレーシア

 

子どもたちと、3人だけでずーっといるのは、わたしにとっては「子守修行」

↓ホテルからの眺め、高級住宅街がみえる

バッタンバンの瞑想修行のほうがらくかも・・・・食事もおいしいしアルコールは飲めないし、健康にもよかったかな。でも、子供達はどんどん大きくなるので、たまにはこうやって一緒にいて、生活全てを把握するのは大事なのだ。日本に戻ったら、子守の2割くらいはおじいちゃんおばあちゃんがしてくれるし。

いろんな人から、なんでマレーシアにいるんだって言われ・・・・・確かに、政府との契約がまだ2つあって早く仕上げないといけないし、国際非政府組織との小さい仕事の契約をかわすところで、さらに大学の講義もある・・・

↓落ちないといいんだけれど、走り回る子どもたち

 

↓マレーシアの電車、女性専用車の案内

↓電車での移動、二人はけんかばかりして大変・・・・

下の子は、すぐにふらーってどこかに行っちゃう。まだ、こわいってことが分からない時期なのだ・・・・上の子もこういう時期があったなあ。

マレーシアの人たちはとっても親切で、誰かがわたしに手振りで「あそこに、こどもが、いるよ!!」って教えてくれたり、見えてるから大丈夫と思ってても心配してわざわざつれに行ってくれたり、ほんとにありがたい。

上の子は、28階のホテルの部屋からきれいな街の景色を見ながら、アンコールマート行きたいとかいうのである。AEONがとっても充実してたから、また行こうかな。

↓KLLCのプールもお気に入り、週末は大混雑

↓お気に入りのパン屋さんに行ったんだけれど、気に入ったのは焼きあがってなかった・・・

 

息子は、メロンパンを二人分購入。わたしはベーコンを焼き込んだフランスパン。ワインにあいそうだけれど、今回の旅はおいしいテキーラを持参して楽しんでるので、パンはつまみではなくて間食にするのである。

↓今回持ってきたのはインドで買った、スルタナ姫が語る女性の抑圧の話 

 

このシリーズ、全部デリーで買ったのであるが、まだ全部読んでない・・・筆者はとても上手なストーリーテラーで、あっという間に彼女の世界に引き込まれちゃう。時間さえあれば、学生たちとこれを読んで、女性の権利について協議できるんだけれどなあ。