ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

バッタンバンでの調査は混乱だらけ

2015年06月08日 | Forced Motherhood

 

 

バッタンバンでの朝食は、2000年当時から有名ではやってたレストランへ学生を連れて出かける。

↓子供達は、みんなにかわいがってもらう

昨日のインタビューについて、美人学生達と確認。こうやって、適宜インタビュー内容を確認したり、みんなで議論することは、とっても重要。若い学生たちは、いろんな視点からみていて、歴史のことを知らないから、なかなか変わった視点で物事を見てたりして面白い。それにしても、みんな歴史についてあまりにも無知なのである。えーん。

 

↓おみやげに豚まんをかう

 

学生たち、インタビューした人たちに、渡すお礼を準備してない・・・・ 1日目は、わたしが持参していたお菓子とかお礼ですごしたのだけれど、二日目はまずいと・・・・・

 

↓村に入る途中で買い出し、ミルクとか麺とか買ってる学生

 

 

子どもは、村にまた来て大喜び。やっぱり村って楽しい!!

歩き回った村、とにかく暑かった・・・・・

 

学生たちは、自転車を村人から借りて、ちょっと離れた地域までインタビューを撮りに出かける。プノンペンポストでフリーランスの記者をしている学生までいて、この子はなかなかインタビューが上手。

↓ランチは、朝食のレストランでゲット 

 

↓子どももみんなと食べる

 

インタビューさせてもらった夫婦、戦争前に隠れて撮った写真 

 

この夫婦、クメールルージュ時代にバッタンバンのこの地域で最初に強制結婚させられた夫婦。でも、実は強制ではなくって、いやはや、歴史には知られていない事実がたくさんあるんだと反省・・・・・

↓上の写真の夫婦、とっても愛し合っていて、幸せな夫婦

これまでの調査でも提示されてきた、クメールルージュ時代にはすべての結婚が強制だったと・・・それは間違いだったらしい・・・・この夫婦の場合は、確実に違っていて、本当に愛し合っていて双方の両親が話し合っての結婚で、でも強制結婚の24組の中にいられてた。

↓死産だった女性、とても悲しい話

↓手違いでわたしも一緒にいった、出産はなかった女性

なんとも、情報が錯綜していて、出産経験のない女性までインタビューしてしまったのである。この高齢の女性は、耳も遠いし話すのもあまりはっきりしてなくって、そっとしておいてあげたほうがよかったかも・・・・

インタビューする女性がいない!ーー結婚式があったのに加えて、お寺でなにやら宗教行事があって高齢者はみんな出かけてしまったそうなのである。予定していた女性たちに会えないことがわかって、誰かインタビューできる女性を必死に探す学生たち・・・・・

↓ベトナム時代のことのみ聞いた女性

それにしても、このバッタンバンの地域は、ちょっと特殊・・・・・学生たちと、みんなクメールルージュじゃなかったのか?って協議しているのである。いろいろ、不思議な事実がありすぎる。

↓夜は、二日とも通った2.5というバーへ

 さらに、出産後にライスワインをもらってる女性が多数いて、それもなかなか面白い発見。薬はないのに、お酒をもらってるのだ。地域的な特殊性かなあ?

↓生ビール0.75 ドル、オレンジジュースは1.5ドルの店・・・

どうやらこの地域に住んでる高齢者の欧米人たちの溜まり場になってるバー、子供たちを可愛がってくれるおじさんたちがいて、とても気楽に飲める店。バイクもゆっくり走ってて、子供達を避けてくれるし、なんとものんびりした生活なのである。