ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

女性はあとあとまでうるさいから・・・・

2015年06月11日 | カンボジアで感じたこと

 

ドライバーにこそこそと長話ししてて、なにやってんだろうと思ってたら・・・

「女性はあとあとまでうるさいから・・・・・」って言いながら、花をプレゼントしてくれた、2回の離婚経験者。それぞれ800万円かかったそうで、2回目の人とは、子どもの親権をめぐって泥沼裁判、妻がこどもを誘拐した罪で有罪になったまま逃げちゃったというすさまじい経験の持ち主。3回目の結婚で小さいお嬢さん達がいて、まあそれなりに楽しい生活をしているみたい。

↓サプライズのケーキは学生たちが教室に届けてくれた

現在担当している学生数は、ざくっと80名。なんと、30名以上はすでに名前をおぼえていて、残りもがんばって覚えるつもり。

幼稚園の先生が、すぐに名前を覚えるっていうのに感銘をうけて、わたしもやってみようと。できるかな?

 

 

 


毎年充実度が高まる誕生日

2015年06月11日 | カンボジアで感じたこと

 

毎年巡ってくる誕生日。

↓朝はみんなでブラウンによってから登校

↓学生からのサプライズ、甘いもの食べれないんだって・・・

講義には、人身取引問題に最前線の現場でかかわっているイギリスからきてる専門家に講義をしてもらう。

お誕生日なので、久しぶりに大好きなVAN'Sへとお出かけ。

↓最初にでててきた、軽いつまみ

びっくりは、ココンにフィールドワークでつれていった学生が、スタッフとして働いてたこと・・・・1ヶ月くらいたったそうで、制服がなかなか頼もしい。

↓前日飲みそこなった、ブルーマルガリータで乾杯⭐

↓前菜はサーモンにしてみた、ちょっと塩味がきついかな

 

↓うずらの卵とフォアグラ?の前菜、ちょっと重い・・・

↓メインは、大好きなラム、ハーブがちょっと上品になってる

飲みすぎ、食べすぎで、あっという間の誕生会も終わり。VAN’Sはエスプレッソもおいしい・・・・2杯も飲んだのであった。

 

それにしても、貸切状態だった・・・・あんなんでやっていけるんだろうか?

 

↓翌日朝早いので、お誕生日会を早く切り上げて帰宅

明日からは、マレーシア!!

 

 


クメールルージュ時代の家を訪問

2015年06月11日 | Forced Motherhood

 

 コンポンチャムの朝。

インタビュー続きなのと、移動があまりにも続いていて、さすがに声がでなくなった・・・・ので、抗生物質をもらったんだけれど、アルコールをガブガブ飲んだので、あまり効き目なかったかも・・・

↓おみやげを買いに、近くの市場までお散歩

カメラマンさんが、インタビューした女性がどこかで何かをしている写真が撮りたい・・・とのこと。

協議の結果、彼女がクメールルージュ時代に住んでいた家、さらにいうと、自分が生まれた家がまだ残っているとのことなので、出かけることに。

↓朝食は、運転手さんおすすめのレストラン、名前がない・・・・ 

↓とってもとってもおいしい朝食

↓夫婦でつきあってくれる、過去についていろいろ聞き取り中

↓インタビューさせてもらった女性が生まれた家 

↓現在は妹さんが住んでる、離婚して子供を3人ひきとった女性 

この夫婦は、クメールルージュ時代に、「結婚したい人は申請する」ようにクメールルージュから通達がでたのをチャンスだと思って、それぞれ履歴書を出して、結婚を許可してもらった。強制結婚の一番最初の結婚で、18組、夫婦とクメールルージュのみが参加を許された結婚だったそう。

↓クメールルージュ時代に結婚してもらった家(となりの家) 

この人たちの次は、2年くらい後でやはり同じシステムで、結婚を希望する人たちに声がかかったそう。100組だか200組だかが結婚を申請して、まとめて一回の結婚式だったそう。

↓当時のことを語ってくれる夫

 

つまり、強制結婚ではなくて、自由意志で、でも、結婚そのものはクメールルージュがとりしきった。

↓みんなでヒアリング中、このあと延々と写真撮影・・・

歴史には、知らないことがたくさんあるなあ・・・・改めてびっくり。この夫婦は間違いなくクメールルージュだと思われるのであるが本人たちは認めなかったのである。

暑い中、がんばって撮影してもらって、1時間以上かかる。途中、えんえんと続くプランテーションに、環境問題専門のジャーナリストさんは、写真撮影に必死。

↓わたしも破じめて入ってみたプランテーション

それぞれの木をまわって、樹液を集める。最低賃金は役250ドルで、あとは歩合制らしい。毎日70−90リットル集めるそう。

↓14歳の子供をいっしょに仕事させてる男性・・・・

↓プランテーションを通って、とっても僻地までインタビューを取りに出かける

ジャーナリストのインタビューも記事掲載も、カメラ撮影もオッケーって言ってくれた彼女。ついこの前あった時は、とてもシャイで、今回もちゃんと話してくれるか、迷惑にならないか不安だったけれど、何度も笑顔を見せて笑ってくれて、とっても元気な様子で、わたしまで嬉しくなったのである。

中国から逃げてきた、人身取引の被害者。ばしばしシャッターがなるのも気にかけず、インタビューに応じてくれた。

↓2時過ぎになってランチ・・・・・移動ばかりの一日 

たまたま入ったんだけれど、ムスリムの店だったみたいで、豚肉はなし・・・・

↓わたしはチャーハン、野菜が新鮮で美味しい

移動ばかりだった、この一日。でも、クメールルージュ時代の結婚のことをいろいろ聞けて、とても面白かった。

プロのカメラマンさんって、すっごい根性とプロ精神で撮影するので、圧倒された・・・・・私自身は必要なカットはもうなかったので、横目で見てたんだけれど、いやはや、すごかった。