ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

カンボジアのニンプ事情

2012年10月29日 | 女性の自立

 

 

カンボジアでは、ニンプの期間に一貫したトータルケアってできるんだろうか?

私が知ってる限りでは、陣痛がはじまっていきなり飛び込み出産っていうケースも多いので、助産師さんとニンプとの精神的なつながりなんて、ほとんどないんじゃないのでは・・・・・・? ちなみに、わたしは、出産でお世話になった産婦人科医の先生とは、出産日までに2回しか会ってない(1回目は出産の依頼、2回目は出産日の確認)。 

↓ブラシで遊ぶ子ども、一人遊びしても退屈しなくなってきたかな

 

カンボジアでは、妊娠は当たり前のことだし、みんなふつーにしてて通常通り仕事もやってる。つわりがひどい人だっているはずだけれど、仕事でつきあいのある人たちをぐるーっとみまわしてみると・・・・役所でも国際機関でも、妊娠してる同僚たちをみてても(いつでも必ず周辺に数名ニンプがいるのだ)、妊婦だからって何か特別な様子もなく、淡々と仕事してるし、出張にも出てる(これは出張にでればお小遣いかせぎになるっていうこともあるんだろうと察する)。

そういう風に、ニンプも「ふつうにしてる」のがいいのか悪いのかは別として、ニンプだからって周囲も特別な扱いはしない(と、個人的には感じる)。さすがに、今回ひとつ仕事を受けるにあたってで妊娠6か月以降になってるのに2か月で地方出張10回を要請されたときには、「それなら、この仕事は引き受けない!!わたしはニンプだもの!!」ってダダをこねて、出張回数を減らしてもらったのである・・・ただ、ニンプだからなのではなくって、実際は年末まで遊びの予定がびっしりなので、国内出張などに出かけてる暇なんてないので断ったのであった・・・・・。

でも、一生にそう何度も経験できないニンプ生活なので、「楽しいニンプ生活」をしなきゃ!!

やっぱり、2回目のニンプ生活は余裕だし気楽にかまえられるし、ビールもコーヒーも飲むし、気楽にニンプ生活を過ごしているのである。

 

 


 


笑う出産:BYまついなつき

2012年10月29日 | 女性の自立

 

出産本なら、なんでも読みたいわたし。日本って、出産体験記がいろいろあって、確か前回も大量に読んだけれど、また今回も手にとって勉強してしまうのである。

「笑う出産」は、確か以前も読んだはず・・・・だけれどあまり覚えてないのと、「笑う出産2」っていう第二子出産の経験も本になってたので、まとめて2冊読んでみることに。

 

「育児と恋愛は似ているのかもしれない。相手は、同じ人間だ。基本的に相手に対して失礼なことをしてはいけないというのが、対人間のマニュアルだが、なにを失礼とするのかは、やっぱり個人の考え方につきる。」

↓口のまわりをぎとぎとにしながら食事する子ども

という、この辺は共感するのだけれど、その後につづく、文章は、この筆者がなかなかふつうではないことを示している気が・・・・

「つまり。自分でいいと思うようにやれば、いいってことね。そのかわり、責任も自分でとる。」 

子どもって、ほんとに1人の人間なのだよなあ。