ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

「贅沢なお産」桜沢エリカさんの本

2012年10月27日 | 女性の自立

 

 

一回目の妊娠のときも面白くて一気に読んだ、「贅沢なお産」。

たまたま書店で発見して、またしても手に取ってしまうのである。

36歳高齢出産の桜沢エリカさんが、ご自身のニンプ生活をおもしろおかしく書いた本で、ともかく笑えるし、超面白い。「贅沢」っていうタイトルは、おカネがかかったっていう意味ではなくって、ニンプ生活が自分にリッチな経験をもたらしてくれたという意味だと思う。

というのも、彼女のすごいところは、ニンプ生活をとことん楽しもう、って第一子のときから前向きな姿勢。心配事だってあっただろうに、って、とっても好感がもてる。作家だから多少の粉飾はあるとしても、ちょっとめちゃくちゃな生活を送ってるみたいで(飲んでたり夜遊びしてたり)、でも本人が楽しんでるんだからきっと胎教にもいんだろうと思えちゃうところがすごい。

↓なつかしや、カルメット病院での第一子出産直後の体重測定

 

エリカさんは、神谷さんっていうカリスマ助産師と出会ったことで、信頼できる出産体制の準備ができることによって、ニンプ生活がずいぶんらくになってて、ちょっとうらやましいかも。自宅出産も15時間くらいかかって大変だったみたいだけれど、家でっ出産できるって、とっても贅沢なこと(費用は病院より安いし・・・・)。

贅沢な出産というより、贅沢なニンプ生活かな?それにしても、西松屋にいっても、子どものものは大量に売ってるのに、マタニティ関係のものは少ないし(それもダークな色か白ばっかりでやってられない)、さらに出産後の母体のケアなんて、骨盤矯正ベルトくらいしかない・・・・もっと女性の視点にたって出産をかんがえてビジネスすればいいのに。