人類学のススメ

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報告書14.霊山根古屋遺跡の研究

2014年02月21日 | N7.報告書[Site Report:Japanese]

Ryozennegoya1986

 根古屋遺跡は、福島県伊達市(調査時は伊達郡霊山町)根古屋に所在します。この遺跡は、弥生時代の再葬墓で、霊山町教育委員会を主体とする発掘調査が、1982年10月から同年11月まで実施されました。25基の土坑から124個体以上の土器が出土し、100個体から200個体にものぼる焼人骨が出土しています。報告書は、霊山根古屋遺跡調査団による編で、1986年に『霊山根古遺跡』として出版されました。アマゾンで検索しましたがヒットしませんでしたので、リンクさせていません。

 本書の内容は、以下のように、全5章と後論に分かれます。

  1. 序論
  2. 遺跡の景観
  3. 遺構
  4. 出土遺物
  5. 総括

 後論

  1. 根古屋遺跡出土の人骨・動物骨(馬場悠男・茂原信生・阿部修二・江藤盛治)
  2. 根古屋遺跡出土の穿孔された人骨・歯装身具について(馬場悠男・茂原信生・大竹憲治)
  3. 根古屋遺跡出土赤色顔料の分析(成瀬正和)
  4. 根古屋遺跡の炭化木(嶋倉巳三郎)
  5. 根古屋遺跡の弥生時代釣針覚書(大竹憲治・吉野高光)
  6. 根古屋遺跡における遠賀川式系土器周辺の問題(大竹憲治)
  7. 再葬墓研究略史(野崎欽五)
  8.  


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