日足のプロチャートでは、3日連続で９７．２円にモダルポイントが形成された。
中国の金融引き締め姿勢が市場のリスク警戒感を高めている。上海株式市場、日経平均とも大きく下落。この結果、リスク逃避の円買いドル売りが進み、久しぶりに96円台をつけた。
まずはターゲット水準が近づいた事と、週末と言う事から一旦作った売りポジションは手仕舞う事としたい。リズム的には今日のニューヨーク市場のオープン直後にアジア市場の流れでドル売りが出るタイミングで手仕舞う予定。
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じりじりと上値を切り上げている。リスク警戒感から勢いはやや止まってはいるものの、午後には2011年11月以来の高値１．３８３を記録。
調整局面があれは、しっかりと拾いたい。プロチャートで2012年4月からずっと水平レベルを保っている月足雲の上限１．３９６０が目先の目標。
人民銀行は今回、シャドーバンキング対策の一環として通常の資金供給を少し、引き締め気味にしている様子。その結果、短期金利が上昇するなど、中国経済への先行き不安感から、豪ドルは4日連続で2ポイントずつモダルポイントを下げている。
東京市場午後に入ってからは、０．９６を割り込み、０．９５台で推移している。既にインターバンクのディーラー達は、最近積み上げていた買い持ちを一気に縮める動きに出ている気配も見られ、買いに行きにくい雰囲気である。暫くはどこまで調整が入るか見極めたい。
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