外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

5月19日、午前の東京外国為替市場概況と、ユーロドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-05-19 15:05:22 | ☆相場分析-ユーロドル

■今日の通貨フォーカスはユーロドル相場です。

2日連続して大きく下落し、史上最高値からの戻り最安値を更新して1.2000に近づきつつある状況です。続落の恐怖があるものの、短期的な下値は随分と煮詰まりつつあるように見えます。
オシレーターは期間が長めのものは、まちまちな部分がありますが、短期のものは既に反転しています。



たとえば4時間足で見た場合、価格は既に17日の安値をしっかり割り込んでいるものの、各オシレーターは、さほど下落していないか、無反応を維持しています。つまり、状態としてはダイバージェンスになっており、このまま一気に下値を拡大しにくい状況のようです。
トレンド転換とは行かないものの、上値を確認しつつ序所に下値を広げてゆくような暫く揉み相場が想定できます。

相場が再度、1.21台へ下落するようなら1.2170前後でユーロを買います。1.2050をストップとして、上値は1.2350付近を想定します。1.2500は当面の戻しの限界に見えることから、近づく局面があれば売り持ちに転換するイメージです。1.2000割れは視野にあるものの、短期筋は既に満腹の状態かもしれません。
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以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できます。最上段の右端にある「ForexTV.jp」バナーでサイトの動画ニュースページへ行き、動画プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
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5月18日の外国為替市場、復習とキーポイント-5月19日「FXフラッシュ1400」

2010-05-19 14:52:26 | ☆外国為替を読む

■5月18日火曜日のトピックス

ギリシャへの融資が実行される中、ドイツが発表したユーロ圏の国債や一部の金融株に対する投機的な空売り規制で、思惑売りが米国株式市場を襲い、為替市場もユーロが全面安となりました。

それでは、各主要通貨の推移を、30分足のプロスティックス・チャートで確認してゆきましょう。

◆ユーロドル相場

米国市場中盤までは、前日の急落から買戻しが優勢となり、短期的に上昇トレンドを維持していました。しかし、その後株式市場が軟調に推移し始めたことで、上値が重くなり、ドイツの空売り規制が発表されるとダメ押しとなって相場は1.2161まで急落しました。ドイツからはほかにも、金融機関破綻の可能性をほのめかした発言や金融取引税導入に積極的なコメントがあり、金融懸念が強まる結果になった模様です。

◆ポンドドル相場

概ねユーロと同じ展開でした。発表された消費者物価指数は上昇したにもかかわらず、対ユーロ相場で一時、下落が強まりました。ギリシャへの融資が実行される中、後退したユーロ懸念が主要因にも見えますが、加えて上昇した物価は、景気回復ではなく通貨安と輸入物価上昇によるとのインフレレポートも嫌気された印象です。

◆ドル円相場

ユーロやポンドのクロス要因が依然として強く、概ねユーロドル相場と同じ動きでした。欧州中盤では92.95水準まで戻したものの、その後のクロス円急落で92.00付近まで下落しています。

◆その他の米国市場の動向

株式市場は、ドイツの金融規制を受けた形となって下落。債券市場に資金が集まり、こちらは上昇しました。金相場は再開したドル高に連れ安となりました。価格防衛を主眼としたドイツの投機規制でしたが、結果的には、流動性の低下懸念からヘッジ売りがその他の市場へ向かう事態を招いた印象です。
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今日の通貨フォーカスはユーロドル相場ですが、一旦ページを改めます。通貨フォーカスを含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1400」でご覧いただけます。
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PM外国為替テクニカル分析 - 5月18日、ドル円相場

2010-05-18 18:30:01 |    -ポンド円

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

今日も午後から外出となり、タイムリーなアップが出来ませんでした。本サイトでは、最も早いタイミングで記事を動画で公開していますので、是非そちらのチェックをお忘れございませんよう、お願いいたします。

さて、細かいメッセージは聞こえてくるものの、大きくは何も進展しない中、昨日の相場急変で一度は引いてしまった買いのニーズが、ジワジワと滲み出るようにわいています。今日明日にギリシャとポルトガルの国債償却が予定されているとの情報ですが、ECBをはじめ、ユーロ諸国の面々はデフォルトだけは回避したいという姿勢が見えています。

一方、キャメロン新首相は、為替を取引している人なら誰もが想定しているような周知の事実を繰り返すに留まり、状況の羅列ではなく、具体的な施策について言及されることが望まれます。

では、本日もアセンダント、山中康司さんの解説を、ForexTVジャパンの女子アナウンサーがお伝えいたします。
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5月18日午前の東京外国為替市場概況と、ポンドドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-05-18 17:55:44 |    -ポンドドル

■5月18日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

前日の引け際は底堅い推移でしたが、今日は寄りからその流れを継続できず、小反落しています。下値では、昨日の動きで取り残されたショートが待ち構えているようですが、先週からの急落で上値にも売りが降りてきている印象があります。暫くは我慢大会のような揉み合いが予想されます。

■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。

昨日の急落によって目先の売り注文は概ね掃けているはずで、今は買い損ねた向きが炙り出されている状況に見えます。クロス円が変動の主要因となっている模様で、今後もクロス円次第でしょう。昨日は1.4500が事実上レジスタンスとなりました。今日も同じ水準をレジスタンスにして、トライアングル気味に収束している相場の軽いブレークを、狙ってみます。



レジスタンスラインが差し掛かる1.4480付近へ、再度相場が戻すようならポンドを売ります。ラインを上に抜けた場合は、ブレークを連想しますが、先週末の下値を支えた1.4520付近にも上値抵抗があり、月曜高値を越えた水準をストップの目安にして見ます。
下値は、1.42台は底堅いと想定して、1.43台前半を目先目標とします。
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5月17日の外国為替市場、復習とキーポイント-5月18日「FXフラッシュ1400」

2010-05-18 17:41:32 | ☆外国為替を読む

■5月17日月曜日のトピックス

前週末の世界同時株安の影響が週明けも継続し、東京や中国の株式市場が軒並み下げ幅を拡大したことで、リスク資産から安全な通貨へ資金がシフトする動きが一時急加速したことです。その後は下落分を概ね取り戻す上昇となりました。

それでは、各主要通貨の推移を、30分足のプロスティックス・チャートで確認してゆきましょう。

ユーロドル相場



リーマンショック以降の安値に迫る先週末の下落から、その安値圏で今週を寄り付きました。アジアの主要な株式市場が下落を強めるなか、リスクを回避する円買いドル買いが急伸し、一時1.22台中盤へと急落しました。

その後は達成感もあり、また欧州株式市場が冷静な動きとなると買戻しが優勢となり、寄り付き水準を一時、上回る戻しとなりました。米国時間ではNYK連銀指数が悪化するなど、株式市場が下落を強めたため反落しましたが、1.22台は底堅く、再度下落分を取り戻す反転上昇となりました。

ポンドドル相場



先週末に幾度となく試した1.4500を早々に割り込むと、売りが優勢となり、ユーロが下落するタイミングでは1.42台半ばまで急落しました。その後は概ねユーロドル相場に連れた動きとなっていますが、寄り付き水準は重く、戻しきれていない状況です。一足早く下落を開始した背景には、増税をほのめかした英キャメロン新首相の声明がキッカケとの見方もあるようです。

ドル円相場



ユーロやポンドの対ドル相場が急落したことで、クロス円の売りによる円高が進み、91円台をつけました。しかし、以降の買戻しも強く寄付き水準を大きく上回って92円台後半へ上昇しましたが、米国時間にはリスク懸念が再燃して91円台後半へと反落するなど、クロス円に翻弄されて乱高下気味に推移しました。

◆その他の米国市場の動向

株式市場は、下落からどうにか踏みとどまり、週末に比べてわずかなプラスで引けた模様です。債券市場は調整の売りで小反落、金相場は水準を維持したもののCRB指数は続落しています。特に目新しい材料もない中、調整色が強い印象で、為替相場だけが急落の反動でやや買いが優勢に見えました。
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PM外国為替テクニカル分析 - 5月17日 月曜日、ドル円相場

2010-05-17 20:23:12 |    -ドル円

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

午後は外出していたため、ブログのアップが遅れるなどしましたが、外は初夏のような天気でした。明日から崩れるとの事で、気温も含めて不安定な気候なので、健康管理にはご留意ください。

さて、月曜日の東京時間から波乱含みのスタートです。
欧州時間に入ってからは買戻しが優勢となり、一時の緊張感はなくなったものの、下値リスクは依然として高い状況です。月曜日でなければ、欧州時間に入ってから、発生するような値動きだったという印象ですが、中期的なポジション判断に参照されるという週足のユーロドルが、リーマンショック後のボトムを作るどの終値よりも、安く引けたことで、中期ポジションに新たな売りの動きが加わったというテクニカルな見方も出来そうです。

サブチャートといわれる、オシレーターの計算に良く使われる数値は、まだまだ終値というのが一般的でしょう。つまり、金曜日の大引けが先週の週足の終値となるため、その数値で計算されたシグナルで取引を開始できるのが、翌週の寄り付きということになり、月曜日の寄り付きでギャップが空く、一因になる場合があります。

本日は、暫く時間が経過してからの急落だったことから、原因はほかにありそうですが、寄り付きギャップではなかったからこそ、やや不気味な印象があります。ギャップをあけた場合の相場は、結果的にスパイクする可能性があり、それを意識的に引き起こすことさえあります。その場合は、暫く戻し相場が優勢となる場合が多々ありますが、今日はポンド売りのロットが大きすぎて、早朝では玉が揃わず、後ろにずれこんだのではないだろうか、という妄想まで引き起こしてくれます。

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5月17日午前の東京外国為替市場概況と、ポンドドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-05-17 17:50:39 |    -ポンドドル

■本日5月17日、午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ドル買いへわずかにギャップして寄り付いた各相場は、ギャップを埋める動きが先行して比較的落ち着いた滑り出しとなりました。しかし、ポンド相場が下値サポートの1.4500を割り込み、1.42台半ばへ急落したことが引き金となってユーロの下落を誘い、目先の下値目標だった1.2300を割り込んで1.22台前半へと急落する展開です。
ドル円はクロス円の下落で、円高が強まりましたが、ドル買いにも支えられ、91円台は底堅い模様です。

■今日の通貨フォーカスはポンドドル相場です。

5月7日の安値がサポートとなり、週末の金曜は1.45台を維持して終わりました。
しかし、ユーロに比べて割高感があったポンドに仕掛け的な売りが持ち込まれ、一気に1.42半ばまで下落しました。1.44台後半をしっかりと割り込んだ以上、戻り売りが唯一の戦略に見えます。



1.4500をストップとして、相場が戻すようなら1.43台後半でポンドを売ります。
安値更新でも追いかけ売りを意識したいものの、先程の安値1.42半ばには長期トレンドのサポートラインがあり、ポンドの悪材料がないまま一気に1.4000を割り込むような急落は想定しにくいと思います。トレンドは下落ですが、突っ込みすぎると暫く反転相場に苦しむ展開を予想します。
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5月14日の外国為替市場、復習とキーポイント-5月17日「FXフラッシュ1400」

2010-05-17 17:30:05 | ☆外国為替を読む

◆5月14日金曜日のトピックス

世界同時株安で過剰リスク懸念が本格化し、ユーロ圏からは財政問題が周辺国から一部先進国へと拡大する懸念まで台頭しました。為替市場は安全資産へ資金が逃避する円買いドル買いへ、債券市場は米債買いとなり、その他の通貨や株式市場および商品市場は全面安となりました。

ユーロ懸念は明確に認識されているものの、具体的な材料が一巡したあとは見えない恐怖感が、助長されている模様です。

それでは、各主要通貨の推移を、30分足のプロスティックス・チャートで確認してゆきましょう。

ユーロドル相場



まとまったユーロ買いがあると噂された1.2500を前に、やや買い戻し基調となっていた東京時間でしたが、欧州時間以降は急反落しました。PIGSに加えて、フランスも名前を連ね始めた財政懸念問題は、世界同時株安を背景に、ユーロの全面安を招き、安値を更新するたびに売りが加速する展開でした。

ポンドドル相場



欧州株式市場は下落する中、一時はリスク回避のドル買いで1.4500を割り込みましたが、対ユーロ相場で買われていたことなどで下値が支えられ、以降はトライアングル状に収束する展開でした。

ドル円相場



東京時間こそ底堅く推移しましたが、欧州時間に入りリスク回避によるドルと円の全面高でクロス円が総じて急落したことを受けて、円高が加速しました。米国時間では一時、91円台をつけたものの、引けに掛けては最後まで継続したドルの全面高に押されて92円台半ばまで戻して引けました。

◆その他の米国市場の動向

株式市場は、拡大する欧州リスクに金融規制の思惑が足かせとなって下落。債券市場はリスクを回避する買いが殺到して、利回りは大きく下落しました。金相場はリスク回避の買いとドル高が相殺されてわずかな下落に留まりましたが、CRB指数は大きく下げています。
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AM外国為替テクニカル分析 - 5月17日、ユーロドル相場

2010-05-17 14:02:13 | ☆相場分析-ユーロドル

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

いよいよユーロが怪しくなりました。先週の金曜日のうちに1.2400も割れ、下落が決定的になってしまいました。過剰なリスクを回避するドル買いと円買いが完全に復活した模様です。

幸い、ドル円相場はドル買いと円買いが綱引き状態となり、急落を免れていますが、ドル買いは、一時は最強だった資源国通貨にまで及び、クロス円が総崩れの展開です。

海外に投資した資金を自国へと戻す動きであるレパトリですが、欧州ではどこまで進んでいるのでしょうか。
中国投資には、欧州の資金が多く回っていることは、ある程度周知の事実です。今のところ、世界的にも最後の頼みとなっているアジア投資ですが、本国そのものが痛んだ場合、利益を確定して投資先から資金を回収せざるを得ない動きが強まることも想定しなければなりません。となると欧州危機は域内に留まらず、BRICSからの急激な資金流出に繋がるリスクまで想定する必要があります。そう考えると,ドル円相場も戻り売りが順当に見えてきました。

では、本日もアセンダント、山中康司さんに解説を動画でお届けいたします。
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PM外国為替テクニカル分析 - 5月14日金曜日 ドル円相場

2010-05-14 20:47:50 |    -ドル円

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

ユーロの下落が止まりません。
今日は週末でもあり、底堅いかと思われましたが、いつものように欧州時間に入ると次第にユーロ売りが優勢となり、1.2500を仕掛けてきました。

第一波はどうにか持ちこたえたものの株安に耐え切れず、ポンドもろ共大台を1つ下げてなおも上値が重いようです。パニック的な売りの連鎖はないものの、売らなければならない向きが段階的にロングを投げているようです。

この水準は、今朝も説明したように、リーマンショックでの下落をも受け止めた水準です。そう簡単には下げさせてはくれないハズですが、事態は深刻になっています。
ポンドドルでは、1.3500がその下値であり、まだまだ先の話には見えますが、少なくとも先週安値を突っかけに行くのは、時間の問題に見えます。

では、本日もアセンダント、山中康司さんの解説を、ForexTVジャパンの女子アナウンサーがお伝えいたします。
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