こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
外は、梅雨を思わせる雨が降り続いています。あと数日で6月でもあり、嫌な季節が次第に近づきつつあるようです。
さて、先週発表分のIMM通貨先物取組残高ですが、やはり動きがあったようですね。対ユーロでのドルのロングが数パーセント、対オージーに至ってはドルのショートが数十%近く、圧縮されていたようです。値幅では、軒並み10%程度の下落を見せたオージーの変動要因が分かったかのようです。
オージードル相場は、ドルのショートスクイーズとなった印象ですが、少なくとも日足で陽線を伸ばせないようだと、オージー売りが炙り出され、チャート的には、週足一目均衡表の雲下限となる0.7825程度の下落があり得るかもしれません。
では、IMM通貨先物取組残高をご覧ください。右上の「ForexTV.jp」バナーで動画ページに行き、特集タブからご覧ください。
ForexTVジャパン
浅野 敏郎
こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。
下落も容赦ない動きでしたが、反発ももの凄い勢いです。
とくに、マイナーなクロスとなる、ユーロ/オージーやユーロ/スイス、一部のユーロ/スカンジナビアは、中期的なトレンドを一気に転換したと言えそうな様相です。
ユーロオージーは、先日まで最強と最弱のペアの一つでしたが、今やすっかり逆転してしまいました。このトレンドが収まらない限りは、潜在的なオージー安、ユーロ高圧力がかかるものと思われます。
では、本日もアセンダント、山中康司さんに解説を動画でお届けいたします。
最上段の右端にある「ForexTV.jp」バナーでサイトの動画ニュースページへ行き、動画プレーヤーのメニューから「テクニカル」をご指定ください。
一部の通貨では、ドル買い方向へ若干ギャップして寄り付く動きがみられたものの大きな動きには至っておらず、基本的には先週末終盤のレンジの中で、揉み合っています。
■今日の通貨フォーカスはユーロドル相場です。
2日連続して大きく上昇した相場は、日足以下の短期と日足以上の中長期とでは、上下反対のトレンドを示唆する状況です。一気にどちらかへ動くには、ユーロクロス全体の動きにもよりますが、短期で作った若い上昇トレンドに少しだけ希望をつなごうと思います。
4時間足で見る限り、中期的な上値レジスタンスラインを確認した相場は、上に抜けるよりも、反落を選択した模様です。ただ、雲の中に入った相場は、基本的には雲の中での推移を前提に、雲の下限と基準線が重なる、1.2400を下値の限界とする動きを想定します。
相場が戻すようなら1.2400手前でユーロを買い、20日下値の1.2300を割れるようなら一旦はストップです。上値目標は、雲の上限となる1.2660付近を想定しますが、上値レジスタンスラインが下降しており、1.26台前半は上値が重くなると推測できます。
---------------------------------------------------------
以上、1本前の記事を含めた内容を、動画番組「FXフラッシュ1400」で視聴できます。最上段の右端にある「ForexTV.jp」バナーでサイトの動画ニュースページへ行き、動画プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
動画は下のYouTubeからもご覧いただけます。
当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています
◆5月21日金曜日のトピックス
介入警戒感がくすぶる中、ドイツ議会が欧州金融安定化策を承認したことや、欧州要人からはユーロ結束への意気込みが聞かれると、週末要因もあって変動しすぎた通貨を中心に調整の動きが優勢だったことです。
それでは、各主要通貨の推移を、30分足のプロスティックス・チャートで確認してゆきましょう。
◆ユーロドル相場
前日20日の引け際に発生したユーロの買い戻しの動きを受け、東京時間前場は底堅く推移し、一時1.2670付近の高値を付けました。しかし後場から欧州時間序盤にかけて、株式市場が軟調に推移したことなどを受けて、1.24代後半まで下落したものの、介入警戒感から底堅くなり、1.2600に向けて穏やかに上昇しました。欧州要人からは、ユーロ危機に対して確固たる姿勢が相次いで示され、またドイツ議会がユーロ支援策を承認するなど、危機感がやや後退したことも、下落しすぎたユーロを買い戻す支援材料となった模様です。
◆ポンドドル相場
上値を1.44台半ばで抑えられる中、ユーロの買い戻しに連れて下値も堅い展開となり、1.4400を中心にもみ合う展開が主流でしたが、終盤にかけて米国株式市場がプラス圏で推移すると、ドル売りポンド買いが優勢となり、1.44台後半の高値圏で引けました。
◆ドル円相場
90円ちょうどを挟んでもみ合う展開でした。東京時間では軟調に推移する株式市場などを受け、円高に推移する局面もありましたが、海外市場に入り、緊張がやや緩む中、円売りとドル売りが均衡した格好でした。
◆その他の米国市場の動向
株式市場は、前日の大幅安から値を戻す展開でした。材料は特段見当たらないものの、 ユーロ危機が若干後退した模様で、それまでの売られ過ぎを調整する動きが優勢でした。債券市場も調整的な売りが優勢だった模様で、利回りは若干上昇しました。金相場はリスクを回避する買いが後退する中、調整売りが引かなかったとの報道もあり、10ドル以上の続落となりました。
-------------------------
今日の通貨フォーカスはポンドドル相場ですが、一旦ページを改めます。通貨フォーカスを含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1400」でご覧いただけます。
最上段の右端にある「ForexTV.jp」バナーでサイトの動画ニュースページへ行き、動画プレーヤーのメニューから「市況」をご指定ください。
動画は下のYouTubeからもご覧いただけます。
当サイトの免責事項をご理解ください。当サイトの閲覧は自由ですが、当免責事項に同意できない場合に閲覧者は、当サイトの利用および閲覧を放棄する権利を有しています