外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

PM外国為替テクニカル分析 - 5月14日金曜日 ドル円相場

2010-05-14 20:47:50 |    -ドル円

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

ユーロの下落が止まりません。
今日は週末でもあり、底堅いかと思われましたが、いつものように欧州時間に入ると次第にユーロ売りが優勢となり、1.2500を仕掛けてきました。

第一波はどうにか持ちこたえたものの株安に耐え切れず、ポンドもろ共大台を1つ下げてなおも上値が重いようです。パニック的な売りの連鎖はないものの、売らなければならない向きが段階的にロングを投げているようです。

この水準は、今朝も説明したように、リーマンショックでの下落をも受け止めた水準です。そう簡単には下げさせてはくれないハズですが、事態は深刻になっています。
ポンドドルでは、1.3500がその下値であり、まだまだ先の話には見えますが、少なくとも先週安値を突っかけに行くのは、時間の問題に見えます。

では、本日もアセンダント、山中康司さんの解説を、ForexTVジャパンの女子アナウンサーがお伝えいたします。
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5月14日午前の東京外国為替市場概況と、ユーロドル相場分析-「FXフラッシュ1400」

2010-05-14 15:03:20 | ☆相場分析-ユーロドル

■本日5月14日午前の東京外国為替市場の動きをお伝えします。

ポンドやユーロの対ドル相場が、戻し最安値を目前にして、にらみあいながらも上値は依然として重い模様です。ドル円相場は、ドル買い円買いが拮抗する形で揉み合っています。

■今日の通貨フォーカスはユーロドル相場です。

いよいよ、決着の瞬間が近づいているようです。ギリシャ救済案や英国総選挙が終了したところで事実上の改善は今後の問題として残ることは、既に市場では織り込まれていると思いました。しかし、これらのイベントが終わった直後の昨日でも、ここまで売りが進んだということは、新たな売り手が動いている印象です。



週足の終値を綴ったラインチャートを見ると、既にリーマンショック後の暴落で2度付けたボトムの最安値1.2585を下回っています。今週の終値ベースでも維持できれば、来週は下落相場を確信したいところです。



2008年10月最終週に付けた1.2328がザラ場での戻り最安値ですが、市場は明らかに視野に入れてきているようです。
1.2500割れからの下値警戒感はすでに広まっており、きな臭い印象はありますが、急反転には注意しつつも、目をつぶって売りでついて行くしかなさそうです。




1.2300までの大台替り手前では、買い意欲も強いことが想定できますので、各大台の80で売り20で買い戻すようなイメージをもち、万が一反転した場合は、1.2500と1.3000の半値あたりでは、戻り売りを意識して見ます。1.2300を割れれば、次の下値目標は1.1700付近を想定します。
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5月13日の外国為替市場、復習とキーポイント-5月14日「FXフラッシュ1400」

2010-05-14 14:48:47 | ☆外国為替を読む

■5月13日火曜日のトピックス

英国の銀行課税の話題や、米国では住宅ローン証券化の審議が進むなど、世界的な金融規制強化による景気抑制懸念が持ち上がり、欧州時間までは堅調だった株式市場が、米国時間では総崩れとなって、為替市場は過剰リスクを回避するドル買い円買いが進みました。

それでは、各主要通貨の推移を、30分足のプロスティックス・チャートで確認してゆきましょう。

ポンドドル相場



欧州時間序盤まではポンドを買い戻す動きが穏やかに進みました。しかし、新政権による新たな課税の枠組み(銀行課税)に対する懸念や、発表された貿易収支の悪化、さらには中東ソブリン系企業の債券不安問題の再燃が売り材料となり、以降は一方的に値を下げる展開でした。

ユーロドル相場



中東ソブリン系の話題には敏感に反応した模様で、欧州序盤までの買い基調は一気に反転しました。対ポンド相場での上昇に連れて散発的に戻すものの、相次いで発表された財政緊縮策が景気抑制懸念を生むなど、悪い材料には敏感に反応し、月初めの安値に迫る下落となっています。

ドル円相場



取引時間前半まで続いたユーロやポンドの上昇相場に、クロス円が連れ高となり、一時は円安を強め93円台中盤に上昇する場面もありました。しかし、ドルストレートが一斉にドル買いで下落すると、今度も同様にクロス円の売りに押し込まれて、前日の安値圏まで下落しました。引けに掛けては、リスクを回避するドル買いと円買いが交錯し、92円台後半でもみ合いました。

◆その他の米国市場の動向

株式市場は、金融規制や新たに中東を加えたソブリン・リスクが嫌気されて反落しました。過剰リスクを回避する米債の買いが復活して債券市場は上昇。株式市場を引き上げた資金の一部も向かったものと推測できます。
金相場は、リスクが再燃したにもかかわらず、ドルの全面高に押し切られたのか、こちらは反落しています。
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今日の通貨フォーカスはユーロドル相場ですが、一旦ページを改めます。通貨フォーカスを含んだ以上の内容は、動画番組「FXフラッシュ1400」でご覧いただけます。
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AM外国為替テクニカル分析 5月14日 金曜日

2010-05-14 14:35:46 | ☆相場分析-ユーロドル

こんにちは、ForexTVジャパンの浅野です。

昨日のドル買い相場は、思いのほか伸びました。ユーロドルは月初にスパイクした安値に迫り、1.2500割れを伺う展開です。
今日のコメントには、1.2500に設定されたオプションに絡むオーダーがあるとの情報がありました。

リーマンショック後に暴落した相場を、下支えた水準へと突入した相場は、恐らくここから100ポイントごとに、それなりにまとまるオプション関連や純粋なストップオーダーが設定されていると推測できます。

各大台の手前には、これらのオーダーが付いてしまうと不利になる側が、付かないようにするために、まるで堤防のようにオーダーを積み上げる場合があります。よく防戦売り・防戦買いなどというのがそれで、一言ではプロテクションといいます。

下落相場では、それ以上下落するとオプションが付いてしまうので、付かないように買い注文を意識的に積み上げます。上手く反転上昇すれば、オプションは守られ、上値ではロングを利食いながら、収益を享受できます。

一方、プロテクションに失敗した場合、オプション料を支払うばかりか、プロテクションのロングを投げる必要があるため、オプションレートを通過したその直ぐ裏では、相場の流れが加速するケースが少なくありません。

では、本日もアセンダント、山中康司さんに解説を動画でお届けいたします。
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AM外国為替テクニカル分析 5月14日 金曜日
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