こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。
ポンドドルが壊れました。300ポイントの上下動が、まるで50ポイント程度の感覚で動いてしまいます。もしかすると、ヘッジファンドなどが、ジョビングしている可能性もあり、こうなるとまともな動きは望めません。ましてや両方向で成果を上げるのは難しく、もがくほど収益を減らすスパイラルには要注意です。
ポンド円に至っては事態は深刻で、141.85→129.80→138.10→133.30→136.30と、述べにして28.15円もの動きを、わずか24時間足らずで達成するなど、異常な動きをしています。雇用統計でも幾分動くことが予想できますが、流動性はさらに低下すると考えられ、逆張り手法は絶望的となるかもしれません。
かといって、こんな相場での投機筋は、ブレークアウトをスプーフの手段として使う場合もあり、要注意です。わざわざ参加しなくても値動きを注視するだけで、ポジションの傾きが見えることもあり、週末の本日はまさにそんな展開となりそうです。
雇用統計の下馬評は、昨日の連銀筋のコメントにもあるように、相当期待できるかも知れませんが、週末でもあり、ここ3日の欧州売りドル買い相場の調整が主流になるかもしれません。
では、遅くなりましたが、本日の「PM外国為替テクニカル分析」のYouTube版を添付します。来週もよろしくお願いします。
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