今日のテクニカル分析は、ユーロドル相場をみてゆきましょう。
欧州時間を迎えるまでの薄い時間帯ではありますが、暫く揉み合っていた上値を突破し、高値を更新しました。
始めは単純な買い戻しに見えた印象ですが、金相場の上昇に刺激されるように高値更新以降はユーロ買い需要が小じっかりしてきました。
押目買いを目論んだものの届かず、試し売りも短命に終わり、反転下落を気にしながらも、いよいよ追いかけるしかない状況にも見えます。ただ、薄い時間帯での反応だった上、今日の米国金融市場は休場でもあり、荒い展開が予想できます。
時間足の一目均衡表における雲の上限をサポートとし、押目買いをイメージします。1.50の底を確認に来る可能性はまだ残っており、そこを拾う戦略です。
本日の下値となる1.4960を割り込むなら一旦はストップ。
上値目標は幾つかあるものの、トレンドを頼りにオープンとします。
◇これから欧米市場にかけて発表される経済指標など、イベント予定
18:30 GBP 10月求職者給付受給者数増減
実際 - 予想 20.80K 前回 20.80K
18:30 GBP 9月平均所得(含ボーナス)
実際 - 予想 1.60% 前回 1.60%
18:30 GBP 9月失業率
実際 - 予想 8.00% 前回 7.90%
19:30 GBP BOEインフレ報告書
※ガイトナー米財務長官・菅国家戦略相会談
※米国[ベテランズデー]株式市場は開場
番組には間に合いそうもありませんが、今夕はイギリスの指標が並びます。その後の米国市場は休場となるため、指標予定も特にありません。
ただ、為替の取引自体は24時間続きますので、可能性は低いものの、薄い市場で乱高下するリスクは残ります。
06:30 NZD NZ購買担当者指数
実際 - 予想NA 前回 51.70
06:45 NZD 小売売上高 (MoM)
実際 - 予想 0.50% 前回 1.10%
06:45 NZD コア小売売上高 (MoM)
実際 - 予想 0.40% 前回 1.20%
また、明日の早朝にはNZ指標の発表が予定されています。NZ政府は通貨高に懸念を示し、豪州との違いを説得する事態に及んでおり、波乱要因かもしれません。
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直ぐに追いかけなかっただけ、ど高値つかみは免れました。NYKの市場が休みとなる日だっただけに、アクションが過ぎてしまったのかもしれませんね。見事に引っ掛かってしまいました。
ワンチャンスを狙った結果、ストップも浅くて助かりました。今となっては前日までのユーロベアのスタンスに変更できました。