外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

ユーロドル:に限らず、ドルを売る人はもういない?株も為替も超薄薄

2012-07-10 23:03:36 | ☆相場分析-ユーロドル

こんばんは、ForexTVジャパンの浅野です。

チャートにラインなどを入れている時間が無く、そのまま添付します。

さて、1.2500割れ、そして6月28日の安値割れを見送った“ヘタレ”ですが、6月1日の1.2287を見送った結果は、未だ出ていないようです。
それにしても上値は異常に重く、ユーロの買い手不在に加えて、売り方も、何かのトリガーが働かない限りは、売り下げるわけでもなく、淡々と戻り売りを狙って、オーダーを引き下げているムードが漂っています。
欧州では、会合続きで見送り気分という噂ですが、緊張感のない下落に、入り口を見失いそうです。

ヘタレだった根拠として、7月に入ってから、一目の基準線は下降する目がしばらくなくなり、下値を更新したところで、6月18日の高値との半値分しか下降しないとなると、強い下落を示唆できないと考えたのが根底にあります。ガンガンと下落する場合は、下値を切り下げ、範囲内の高値がドンドン下がる局面であり、ここから唸りを上げて下値を掘り下げる変動はどうしてもイメージできませんでした。

本日に至っては、あと5日は転換線を導く上値は、やはり下がってこないため、こちらも極端な下落相場が無い限り、上値を圧迫する材料がなかったからです。また、7月の上値を抑えてきたのは、遅行スパンが当時の価格に圧迫されていたいたとの見方もできるとすれば、昨日から価格は上昇に転じていることから、遅行スパンの上値には、多少の空間ができてきます。そういったことも、一方的な下落は考えにくかった理由になっています。

1.2500以上で売れる可能性はまだ残っていると言い放ったものの、よくよく見てみると、1.2450が限界にも思えてきました。

イベントリスクがそこらじゅうに転がっているこの頃ですが、本日で1.2473と1.2500にある転換線と基準線をレジスタンスに、1.2450以上を売り領域とし、1.2530を超えるようなら一旦はストップというイメージです。 



この2線が戻り確認となる展開になってくれれば、良いのですが、ユーロオージーなどを見ていると、調整がますます怖くなりつつあり、1.2450での売りを考えるのであれば、1.2400前後の動きを見てから判断しても、遅くはないと思うのは、当然といえば当然です。

では、本日はこの辺で失礼いたします。

ForexTVジャパン
浅野

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