ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

伊豆高原03:赤沢迎賓館2(客室)

2013-04-03 20:37:14 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

続いて客室のご案内。

 

先の記事で触れた通り、宿泊棟は2階建。今回は1階の部屋、ゆうすげです。

 

客室の本間は8.5畳。これはまあ、典型的な純和風旅館という感じですが、、、

 

広縁側から見ると、居室の奥には、寝室が控えていて、既に布団が用意されています。
最近チラホラみる形式ですね。ひとっ風呂浴びて昼寝したい向きに最高です。

 

見るからに寝心地の良さそうな布団。実際、俵屋の寝具に比肩する素晴らしい寝心地でした。
敷布団はイタリアのものなんだって。

 

 

壁一面の掃き出し窓を挟み、広縁と濡縁が面一になっていて、窓を全開すると広大な板の間が
出現します。

 

お!これはこれは、もしかして、

 

客室付き露天風呂じゃないですか!やったー。

 

客室のお風呂としては、ずい分贅沢な大きさです。ジンバランのフォーシーズンズのプールを
思いだしてしまう。ちなみにこれも海洋深層水。大浴場よりも濃いらしく、肌にしみるんだよなぁ
(hiyokoは平気だったので、人によります。大丈夫な人は大丈夫)。

 

湯船につかると、こんな眺め。庭もずいぶん立派です。寒くなく暑くなく、最高の露天風呂日和。

 

濡縁には、こんな腰かけがあります。湯船でのぼせたら、こちらに
座ってひと休み。もちろん、風呂上がりのビールもここで庭を
眺めながら。

 

洗面はありがたい事にダブルシンクです。床は床暖房が入ってます。やはり、ホテルと違って
裸足で洗面所に出入りする事が多いので、こんな所まで床暖房とはありがたいです。

 

 

そしてアメニティはオールDHC!

 

持ち帰り放題なんだそうです。あんまし要らないけど。

 

こちらは、持ち帰れません。


高級旅館なんですが、洗面所の棚は突然コンビニの様な景色。でも、当然商品のプロモーションを
兼ねて経営しているのだから仕方ないですね。一部の商品は堂々と「お持ち帰りください」って言って
くれるんだし、むしろありがたいと思うべきか。

ちなみに、女性にはこの他に定価1万円相当の美容商品のプレゼントもあります。すごーい。

 

 

洗面の反対側のドアは、シャワーブースにつながっています。
シャワーブースから外に出ると、先ほどの露天風呂につながって
いるわけです。

 

これがシャワーブース。何とここも床暖房。更にレインシャワーまでついてます。とても旅館の施設
とは思えないです。

 

水屋というのですか? ミニバー。

 

冷蔵庫の中、下段のアルコールは有料ですが、上段のDHC商品は飲みたい放題。

 

そして海洋深層水。むー。海洋深層水ばかり飲んで浸かって、シーラカンスになりそうだ。

 

客室備え付けのグラス類も、野暮なビール用のコップじゃありません。

 

パブリックも客室も、目を凝らしてみれば見るほど徹底した作り込みに驚かされます。

例えば、客室の天井も1種類じゃないんです。寝室の天井は格子天井。

 

居間側も、手前と広縁の上では違う様式。さらに、見たこともないような欄間。櫛みたい。

 

 

床の間の上は、あじろ天井。

 

んー。すごいなー。

 

そして個人的なお気に入りポイントはというと、、、

 

格子天井の寝室側から見ると、居間は一段低くなっていて、しきりには御簾の様な引き戸があって、

 

その、御簾の様な引き戸を閉めて庭方面を眺めると、、、ね、これってあれでしょう、、、

 

そう、大河ドラマの「帝目線」(笑)。

 

 

 

余談ついでに、この旅館の紋が、面白いデザインなんです。

 

 

Wi-Fi×3。相当強力な感じです。

 

でも部屋にWi-Fiは入っておりませんでした。この点は家紋に偽りありだな(笑)。
※LANケーブルの無償貸し出しはあります。

 

いやしかし、とても快適な部屋です。非の打ちどころがありません。本当にすばらしい。