結論 古今霊瑞多し、疑うなかれ
いつの世でも、いずれのところでも人間わざのほかに、不思議は多い。不思議というはその実不思議ではないのだが、幼稚で未熟なる間、低級な心にとどまっている間は高等な世界の事は分らぬ。故に神武帝東征の道案内をしたという金鴉、日本武尊が死後姿を変えた白鳥、日清戦争大勝利の時高千穂艦に降り立ち後に陛下にまで生きたまま献上された鷹、日露戦争初めに箱崎宮の現れた鳩等昔も今も瑞相は現れている。これらは神仏のお示しであるのでかしこみかしこみて有難くおうけしなくてはならぬものである。
「弘法大師近世の霊験」終
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