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福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

仏法の教えを子々孫々に(O・N、倉敷市西阿知町、明治38年)

2017-09-24 | 頂いた現実の霊験
私がお大師様のご縁を得たのは、母が常にお大師様のありがたい話を幼い私に聞かせてくれていたからと思います。そのころ母が40日も家をあけて遍路姿で四国巡拝に出かけていったこともおぼろげに覚えています。
私は教職の道を選び以来40年天職を全うできました。しかし、その間には外地で終戦を迎え苦しんだこともあります。そういうときはいつもお大師様におすがりし其のお蔭で無事内地に帰ってくることができたと思っております。
帰郷後は長い間、供養ができなかったご先祖様、お大師様へもお詫びし当地の遍照院様のご指導をこころの糧として日々精進しております。

そういう中で1つ不思議な大変ありがたい体験をしました。昨年4月のことでした。一人息子が病気になり、快癒を願って四国にお参りに行きました。75番善通寺にお参りし宿坊で1泊させていただいたときのことです。夢にお大師様がお出になり「お前の息子は不治の病で手遅れになっている。しかし今お前がすべての欲望を捨てて一心に仏にすがるならば息子の命は助けよう」とおっしゃるのです。夢の中でわたしは即座に「すべてをお大師様におまかせし、お教えの通りおすがりさせていただきます、どうぞ息子の命をお助けください」とお願いいたしました。夢から覚めると枕が汗と涙でぐっしょりとぬれていました。それからは一心にお大師様を拝み続け、数日後に帰宅しました。
帰宅後、不思議なことに息子の病はどんどん回復しもとの元気な体になったのです。私は改めてお大師様に感謝し御教えを守ることをお誓いしたのでした。
お大師さまは一心におすがりすれば慈悲の手をさしのべて救ってくださることを身をもって体験したのです。
本当に有難うございました。
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