福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

七夕の本質は先祖の魂祭りである

2024-07-07 | 法話
五來重「仏教と民俗」より「七夕は古来盆行事の一分でその本質は先祖の魂祭りである。・・タナバタの棚は旗を立てるための棚であった。旗はマネバタ(真言宗などの寺で立てる霊魂の招端と同じで盆の祭りを享けるためにこの世に帰り来る祖霊の依り代である。もとはおそらく御幣であったと思うが密教と陰陽道の影響を受けた現在では五色幡となっている。そのもっとも普通に見られる形は寺院では盆にかざる施餓鬼棚で五如来の名号を書 . . . 本文を読む
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今日は禅林寺僧都真紹遷化の日。

2024-07-07 | 先祖供養
今日は禅林寺僧都真紹遷化の日。 以下密教辞典等に依ります。真紹は延暦16年(797年)生まれ貞観15年7月7日(873年8月3日)没。77歳。大師に師事して密軌を修し843年(承和10年)東寺灌頂院で実恵から伝法灌頂を受け、本朝真言の第3番目の阿闍梨となった。847年(承和14年)東寺二長者となり、854年(斉衡元年)宮中に御修法。853年(仁寿3年)京都東山に(永観堂)禅林寺を建立し、863年 . . . 本文を読む
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今日は東寺に於いて蒙古降伏の為の祈祷がなされた日

2024-07-07 | 先祖供養
弘安四年七月七日は東寺に於いて蒙古降伏の為の不動法と仁王法が修せられた日。 . . . 本文を読む
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今日は旱で元正天皇・聖武天皇がそれぞれ薄徳を懺悔された日

2024-07-07 | 法話
・続日本紀 / 養老六年(722)七月七日条「(元正天皇)詔して曰く 『陰陽錆謬。災旱頻臻(ひんしん)。是に由り名山に奉幣し神祇を奠祭す。甘雨未だ降らず。黎元業を失す。朕の薄徳、于に致るか。百姓に何の罪あるや。燋萎甚し。宜しく天下大赦すべし。・・』」・続日本紀 / 天平十九年(747)七月辛巳(7日)条「秋七月辛巳 詔して曰く『 去る六月より 京師亢旱 是により 名山に幣帛を奉じ 諸社に 祈雨すれ . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 3/14巻の1/7

2024-07-07 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 3/14巻の1/7 地蔵菩薩霊験記巻第三 目録 一、小法師に現じて法華持經者に給仕し玉ふこと。 二、土佐國平岡地蔵の事。 三、地蔵講を営み趣向各別、得果も亦異なる事。 四、高野大師の土作地蔵霊験の事。 五、駿河香貫郡糠地蔵の事。 六、柑子の木地蔵の事。 七、病を祈るき宿業を知らしめ玉ふ事。 地蔵菩薩霊験記巻第三 三井寺 實叡撰 一、小法師に現れて持 . . . 本文を読む
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今日は曇鸞大師忌です

2024-07-07 | おすすめ情報
曇鸞大師は南北朝時代の人、476年生まれ で 542年7月7日67歳で遷化されています。曇鸞大師は53歳で菩提流支三蔵から「観無量寿経」を授けられ浄土の教えに入り中国浄土教の開祖とされます。天親菩薩の「浄土論」を解釈した「往生論註」、「讃阿弥陀仏偈」、「略論安楽浄土義」などを著され浄土宗では、「浄土五祖(曇鸞(どんらん)・道綽(どうしゃく)・善導・懐感・少康) 」の第一祖、浄土真宗では、七高僧(龍 . . . 本文を読む
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今日は金峯山寺蓮華会・蛙飛です。

2024-07-07 | おすすめ情報
今日7月7日は金峯山寺蓮華会・蛙飛です。 1、蓮華会は、金峯山寺の三大行事の一つで、7月7日は役行者が産湯をつかったと伝えられる大和高田市奥田にある弁天池の清浄な蓮の花を早朝より講中の人々が持って登り蔵王権現に供える法会。蛙飛び行事は、大青蛙を乗せた太鼓台が蔵王堂へ練り込んだのを僧達が祈り法要の後、蛙飛びの儀式が行われ、最後に導師の授戒によってめでたく人間の姿に戻るという儀式。2、金峯山寺のホーム . . . 本文を読む
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