福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は後三条天皇が即位灌頂を修された日

2024-07-21 | 先祖供養
この後三条天皇から即位灌頂が始まり江戸時代まで続いたとされます。 大江匡房「後三条院御即位記」(群書類従巻九十一)に「治歴四年1068七月二十一日、辛卯子の刻,まず南殿御装束供奉す、・・次十ケ寺御読経、法性寺仁和寺円城寺法成寺広隆寺清水寺八坂寺珍皇寺常住寺出雲寺・・次に御装束了り時を聞かれ給、道平朝臣、時満の由申す・・・主上この間手を結ぶ、大日如来即持奉印の如し・・・」とある。 . . . 本文を読む
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内談義,御最勝講のはじまり

2024-07-21 | おすすめ情報
金剛峯寺内談義がことしは7月21,22日、山王院御最勝講が7月22,23日に行われるようです。密教辞典によると「内談義は高野山の学道談義の一種で蓮華乗院の伝法大会、愛染堂の新会談義、勧学院の勧学会を談義と称し、その稽古予習の意。・・慶安年間(17世紀)に5月1日から10日間を内談義、後半10日間を本談義と称し、内談義は左右両学頭の坊で、本談義を蓮華乗院で催した。安永年間(18世紀)から内談義を6月 . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の8/13

2024-07-21 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の8/13 八、少女利生を得る事。 能登國の国分寺(石川県七尾市に在った)の傍に富沢の者侍りき。娘一人有り。寵愛かぎりなし。父日比(ひごろ)より念佛の行人たりしが、一向専修の示を受け彌陀尊名号より外は法の尊(たっとき)はなく、佛と云ふも別になきと一片の得心者なり。一家の者も此の風に化して自ら佛を敬ひたてまつる。しかるに彼の娘の乳母ありし。本と(もと)都の者にてなん . . . 本文を読む
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小学4年生の時に脳性麻痺になった詩人水野源三氏

2024-07-21 | 法話
「瞬きの詩人・神への感謝と喜びに溢れた詩、水野源三。」という記事がありました。 水野源三氏は9歳の時(小学4年生)に赤痢に罹って、その高熱の影響で脳性麻痺になってしまい耳と目の機能しか残らなくなっていました。それでも氏は瞬きで意思を伝え何万もの詩作の後47歳で亡くなっていったそうです。 「幾たびもありがとうと声だして 言いたしと思い今日も日暮れぬ」。この句など万巻の経典に匹敵する句です。 h . . . 本文を読む
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