平成26年(仏歴2579年、皇紀2674年、2014年)も暮れます。仏道の精進も今までのように求聞持をやったり、四国歩き遍路をやったりした年とは違い、坂東、秩父の巡礼中心の地味な年ではありました。しかし四国開創1200年の年に家族で61番香園寺(孫の安産御礼)、62番宝寿寺、63番吉祥寺、64番前神寺をお参りでき、春には川崎大師の赤札を拝受でき、60年に一度の甲午の年に秩父を成満でき、12年に一度 . . . 本文を読む
13世紀、伊勢外宮において「神道五部書」成立。伊勢神宮外宮の神職であった度会氏が、外宮の祭神である豊受大神を天之御中主神および国之常立神と同一神とすることで、天照大神をしのぐ普遍的神格であることを主張。修験道の立場からなされた神道説の書『大和葛城宝山記』などの影響が指摘されている。豊受大神は國常立尊・天御中主神・大元神・御饌都神と異名であるが同じ神であり、天照大神の出現以前の神で至高尊貴にして最高 . . . 本文を読む
3、 鎌倉時代
・太平記には「・・・されば(蒙古襲来により)日本一州の貴賎・上下、如何せんとなげきかなしみ、周章騒ぐこと斜めならず。これによって、諸社の御幸・行幸、諸寺の大法・秘法、宸襟を傾け肝胆をぞ砕かれける。そうじて日本六十余州大小の神祇、霊験の仏閣等に勅使を立てられ、奉幣を捧げられずといふことなし。かくのごとく御祈祷すでに七日に満じける日、諏訪の湖上より五色の雲西にたなびいて、大蛇のかたち . . . 本文を読む
「高原講元、御提唱の『近所にマイ神仏霊場を作ろう』運動の一環で。
私は、9月12日から15日まで、九州・福岡・佐賀に滞在してきました。
私が、五十年前、新聞記者をしていた時代に、何かと面倒を見てくれた他社の記者A氏の納骨式が14日にあったので、立ち会うために、行ってきたのです。
本題に入る前に、福岡行きの経緯を少しく、お話しして置きましょう。新聞記者のジンクス話として、ブン屋の友情は、自社の人 . . . 本文を読む
中塚です。
福聚講のみなさまにはおかわりなくお過ごしのことと存じます。
フェイスブックに私事を綴っておりましたら、
高原様よりこちらのブログへの転載の許可をいただきました。
今夏の私の近況を綴った拙文ですが、ご高覧いただければ幸いです。
来月の護国寺定例参拝は、10月18日(土)です。
護国寺ご本尊の御開帳日にあたりますので、
ぜひ、皆さまお誘い合わせのうえ、お一人でも多くの方にご参加いただけますよう、
皆様のおこしをお待ち申し上げております。
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親鸞は父母の孝養のためにと考えて一返も念仏したことはない。
そのゆえは、一切の生きとし生けるものは、みな生まれ変わり死に変わりしたなかでの父母兄弟であるから。
いずれの生き物もこの次に生まれたときには仏になりて、たすけるべき存在でなのである。そんな深い縁の人たちを、次の世には自分が成仏して 助けなければなりません。 この世で自分の力で励む功徳ができればそれをさしむけて父母を 助けることもでき . . . 本文を読む
「いのちを生きるものが共に一つ世界に手を取り合っていけるような、そういう世界を開かないかぎり、私の救いはない。個人の救いは一切衆生の救いと別にあるのではない。
生徒が救われないのに先生だけが救われるということはない。子供が救われないのに親だけが救われるということはないでしょう。本当の救いとは何か。性質が違い、考え方が違い、生き方が違い、年齢が違い、学歴が違い、性別が違う。その違った者同士がどこで . . . 本文を読む
今朝拝んでいるときふと、『心も体も本来一番深いところですべてのものと共通になっているのだから、本来病気も、運不運もないのだ。すべてが完全一体なのだから。』という気がしました。
密教修法に「字輪観」というのがありますが、この修法はこのことを教えているのでした。 . . . 本文を読む
1、今朝修法をしていて、「一人ひとりが地元に『神仏霊場』をつくり、身近な神社仏閣・祠・道祖神等をもれなくお参りするようにして、日本の「地神」の力を復活させよ、それが日本各地を救い地元の人々を救う道だ」とお告げを頂いた気がしました。
2、たしかに最近大災害が続いています、また明治以降突然、戦争・大規模災害が多発するようになり、日本国は存亡の危機を何度も味わっています。今後も危機の連続と思われます。 . . . 本文を読む
以前松田さんから頂いたお便りです。「・・・『何年もいのり続けて何が変わったのか』と聞かれると『私自身が変わった』といいます・・私なりに体験した三つのお蔭の出るポイントです。
1、祈り続ける。
2、問題(苦しいこと)を恨まない。
3、自分自身が変わる。
この3つが大切と思います。・・・」 . . . 本文を読む
仏像図鑑に「三十日秘仏」の項があり、
「三十日秘仏は一ヶ月三十日に三十佛名を配し、礼拝するものにして、この説は経論に典拠なく、支那五代の頃五祖山の師戒禅師により唱えられしものと伝ぬ。すなわち虎堂録七に曰く、『毎年念仏の図、戒師の編するところ、はじめ定光仏を首となすより、三十日釈迦世尊に至り、おわりてまた始む。なおし貫華の如く、新々して住せず、念々とどまらず、口に誦し、心に思い、光明発現して人天の福 . . . 本文を読む
5月11日、第31番笠森寺、第32番清水寺に巡礼してきました。
JR茂原駅に10時に集合し、1日に数本しかないというバスに乗込みました。
バスは房総半島の中心地を走ります。緑豊かな田園風景が広がり、笠森寺草創当時から保護されてきたというたくさんの天然林の新緑が美しく、そして、なぜか懐かしい風景に出会ったような気がしました。「笠森寺自然林」として国の天然記念物に指定されているそうです。そんな自然に包 . . . 本文を読む