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ナズドラヴィ・フィル5回演奏会

2012-01-15 21:42:34 | 演奏会

○ドヴォルジャーク スケルツォ・カブリチォーソ

○ドヴォルジャーク 交響詩「野鳩」

○ドヴォルジャーク 交響曲第6番

○ドヴォルジャーク スラヴ舞曲第6番(アンコール)

○ドヴォルジャーク 歌劇「ルサルカ」よりポロネーズ他(アンコール)

 佐伯正則/ナズドラヴィ・フィルハーモニー


ドヴォルジャークの交響曲全曲演奏を目指して活動しているナズドラヴィ・フィルの5回目の演奏会。

これまで、1~5番までの交響曲を演奏し、今回は、第6交響曲をメインとしたプログラム。


最初のスケルツォ・カプリチォーソ。出だしのホルンは素晴らしい響きでしたが、全体的には、まだドライヴがかかっていない感じがしました。

でも、2曲目の「野鳩」は大変素晴らしかったです。この曲のほの暗さがよく表現されていたと思います。出だしのティンパニの音がはっきりと聴こえ印象的でした。

第6交響曲は、ドヴォルジャークの作品を多く聴きたいと思ったきっかけになった曲です。演奏は、中々興味深いものでした。出だし、ちょっと荒っぽいと感じましたが、第2主題のオーボエは絶品でした。

でも、なんといっても終楽章には驚かされました。テンポがよく動くこと。そして、弦楽器で第1主題が提示された後、全合奏で第1主題を奏するところでトランペットが大活躍。まるでトランペット協奏曲でした。

最後はテンポを動かしつつ、大団円を迎え、壮大に終わりました。

以前、群響でも定期で採り上げたことがあり、こちらはオーソドックスな演奏でした。でも、今日の演奏は、色々なところでテンポの変化があり、また金管がとても元気よく、木管も美しく、聴いていてとても新鮮さを感じました。


アンコールでルサルカのポロネーズが演奏されましたが、その前奏の曲名がわかりませんでした。序曲ではないようなので、ポロネーズに入る前の場面の曲なのでしょうか?(全曲盤を持っていませんので)

ポロネーズは、第1回演奏会のアンコールで演奏され、それ以来、お気に入りの曲になりました。控えめなハープがとてもチャーミングです。

(日野市民会館)

ついでに次回の演奏会を書いておきます。

ナズドラヴィ・フィル第6回演奏会

○日時:平成24年9月2日(日)14時

○場所:立川市民会館

○曲目:ドヴォルジャーク チェロ協奏曲、交響曲第8番

○指揮:佐伯正則

コメント
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