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群響前橋定期

2012-01-21 22:49:57 | 演奏会

○モーツァルト 「魔笛」序曲

○モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」

○パガニーニ 24のカプリースより第1番(アンコール)

○ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」

○バルトーク ルーマニア民族舞曲(アンコール)

 成田達輝(Vn)、イプ・ウィンシー/群馬交響楽団


第46回まえばし市民名曲コンサート、通称、前橋定期です。


「英雄」はとても素晴らしい演奏でした。1楽章は早めのテンポで、しかし軽くなることなくしっかりした演奏でした。そして2楽章も早いのかと思えば、こちらは、ゆったりしたテンポで、葬送の音楽を表現していました。

3楽章も早め、そして迎えた4楽章、活き活きとしたテンポで、最後は雄大に終わりました。各楽章でホルンが活躍する場面がありますが、その時々に表情を変えながら、素晴らしい音色を響かせていました。久しぶりにいい「英雄」を聴きました。


私は、「トルコ風」の1楽章で、ヴァイオリン・ソロが最初に出るところが、ゆったりとして、優雅で好きなところですが、今日は、とても丁寧に、愛しみをもって演奏していると感じました。全体的にも、出しゃばることなく、落ち着いた、しかし、しっかりした演奏と思いました。3楽章では、ソリストとオーケストラの弦楽器のトップ奏者のソロのかけあいがよかったです。ウィンシーさんは、オーケストラの配置を対向配置にしていて、特に、この曲でその効果が際立っていました。


魔笛も良かったですが、ヴァイオリンが合奏に入る前に音が出てしまったところがあり、ちょっと残念でした。


最後にルーマニア民族舞曲がアンコールで演奏されましたが、とても熱がこもっていて、とてもよかったです。

(前橋市民文化会館)

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