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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

GUNKYO MASTER QUARTET

2012-12-13 23:09:29 | 演奏会

○シューベルト 弦楽四重奏曲「四重奏断章」

○ハイドン 弦楽四重奏曲第67番「ひばり」

○ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第15番

○シューベルト 「ます」弦楽四重奏版(アンコール)

 伊藤文乃、山本はづき(Vn)、池田美代子(Va)、レオニード・グルチン(Vc)


群馬交響楽団のトップ奏者たちによって結成されたカルテット。

パンフレットには、「4人が奏でる美しい旋律に包まれながら、素敵なひとときをお過ごしください。」とあります。


1曲目のシューベルトはよくわかりませんでした。出だしがブルックナーの開始のようだなという記憶のみ残っています。

2曲目のハイドンは、ハンドン定番の極めて簡明で聴きやすい曲でした。出だしのところが「ひばり」の鳴き声のようなので、「ひはり」という名前だとか。


そして、最後のベートーヴェン。

ベートーヴェンと言えばそれなりに身構えなければという想いで聴きました。

1楽章は、気難しい感じでした。序奏部では、第1ヴァイオリン以外がゆったりしたメロディを奏でいるのに、第1ヴァイオリンは音符の短いフレーズをせせこましく演奏するなど、気まぐれな印象も受けました。

このようなのが延々続くのはツライなと思っていましたが、2、3楽章は聴きやすい曲でした。

2楽章の中間あたりから第1ヴァイオリンが息の長いメロディを奏しているのに対して、第2ヴァイオリンが細かい伴奏をしているのが印象的でした。そして、続いてヴィオラがメロディを受け持って、少し長い間、演奏しました。その特色ある音色に感銘を受けました。

3楽章は、ゆったりしたテンポで平安な感じを醸し出していました。中間あたりで、また第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの掛け合いが楽しいところがありました。

4楽章の途中から、また気難しい感じがすると思っていたら、5楽章に移っていました。終わりのほうになって、テンポの変化が激しく、適切な表現ではありませんが、どこか投げやりな感じさえする・・・そんな曲でした。

20121213

(高崎市文化会館)

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2 コメント

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いつもご来場ありがとうございます。 (ヴィオラ奏者)
2012-12-14 18:19:24
いつもご来場ありがとうございます。
可愛らしいお花も、ありがとうございます。

後期のベートーヴェンの弦楽四重奏は、たしかにかなり難解で、
決して聴き易い曲ではないですね・・・。
私も、初めて聞いた時は全然訳がわからなくて、
ちっとも良い曲だと思いませんでした。
何度か聴いていくにつれて、だんだん感覚に入っていくような感じがして、
いいなぁ・・・、と思うようになりました。

シューベルトは、短い曲ですが、とてもシューベルトらしい曲だと思うのですが、
あまりピンときませんでしたか??

いずれにしても、今回のプログラムは、
弾く方にも聴く方にもとっても大変でしたね・・・!!
ご来場、本当にありがとうございました。

群響の元旦コンサートは、聴き易いプログラムです!!
またのご来場、お待ちしています!!


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実は、シューベルトは、好んで聴くのは第8(9)... (信越線住民)
2012-12-14 22:53:49
実は、シューベルトは、好んで聴くのは第8(9)交響曲くらいなもので・・・(*⌒∇⌒*)テヘ♪
昨日は、田町通りをのんびり歩いて会場に行きました。
道中、秤売りの豆屋さんがあるなど、昔のままで営業しているお店が何軒かあり、ノスタルジックな気分に浸れました。
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