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群響491回定期

2013-06-15 22:47:57 | 演奏会

○ハイドン 交響曲第82番「熊」

○C.Ph.E.バッハ フルート協奏曲

○R=コルサコフ くまんばちの飛行(アンコール)

○シューベルト 交響曲第5番

 新村理々愛(Fl)、パカカル・ヴェロ/群馬交響楽団


今回の定期は、私にはまったくといってよいほど馴染みのない曲ばかりでしたが、とても親しみやすく、楽しむことができました。そして3曲とも素晴らしい演奏でした。


ハイドンの交響曲は、知らない曲でもハイドンだなとわかってしまいます。さらにハイドンには茶目っけがあるようで、驚愕とか告別とか交響曲の中に遊びのような場面があります。

この「熊」も、ハイドン自身が意識したかどうかは分かりませんが、4楽章での熊のような動きはなるほどと納得させられました。最後には、ティンパニがゴロゴロ鳴るなど、ここにも茶目っけを感じました。


バッハの次男、C.Ph.E.バッハのフルート協奏曲は、1、2楽章は、まるでバッハを聴いているようでしたが、3楽章は早いテンポでなんともハチャメチャ。フルートの新村さんは、柔らかく暖かい、また2楽章ではどこか陰影のある音色を奏でていましたが、3楽章ではメリハリのあるきびきびした演奏で、とても素晴らしかったです。


シューベルトの交響曲は、3楽章は解説に書いてありましたが、モーツァルトの40番を思わせました。早いテンポのところでは、ぐいぐい引っ張っていくような推進力があって、とても躍動感がありました。

(群馬音楽センター)

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