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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

群響演奏会

2011-11-05 20:24:27 | 演奏会

○モーツァルト 「フィガロの結婚」序曲

○モーツァルト ピアノ協奏曲第21番

○リスト 「愛の夢」(アンコール)

○ビゼー 「アルルの女」第2組曲

○チャイコフスキー 大序曲「1812年」

○チャイコフスキー 「白鳥の湖」からワルツ(アンコール)

 菊池洋子(Pf)、末廣誠/群馬交響楽団

 前橋商業高等学校吹奏楽部、前橋東高等学校吹奏楽部(賛助出演)


群響の県民の日コンサート。県民の日は10月28日で、すでに過ぎていますが、例年、この頃に開催されています。


モーツァルトの2曲は、少し小さい編成での演奏でした。

「フィガロ」は、編成のせいもあるかもしれませんが、ちょっと大人しい感じがしました。

対して、協奏曲はとてもしっとり感のある演奏で、ピアノがとても美しく素晴らしかったです。


休憩の後、末廣さんと菊池さんのトークがありました。菊池さんが留学したときの話や、最近はモーツァルトが好きといった話をされていました。

それより面白かったのは、末廣さんと菊池さんの動きでした。末廣さんが、少しづつ菊池さんに近づくと、それに応じて、菊池さんは離れて、常に同じ距離を保っていました。そんなことで、末廣さんは、最初、指揮台の(客席から見て)右端にいたのが、終わりの頃は真ん中あたりまで移動していました。


1812年は、終わりの部分で、吹奏楽部も加わり、圧倒的な演奏でした。特に前商のトランペットが元気よかったです。


フランスものは苦手な私ですが、「アルルの女」だけは例外で、とても好きな曲です。とても良い演奏でした。

サクソフォンは、第2曲の間奏曲でメロディを奏するところが有名ですが、第1曲のパストラルでも他の木管に応答して、寄り添うように吹くところが、とてもチャーミングでした。

パストラルとファランドールの舞曲でリズムを刻むプロヴァンス太鼓が、とても印象的でした。

この曲で一番有名なメヌエットは、アルルの女の劇付随音楽にはなく、全く別の曲から組曲に入れたということで、ちょっと皮肉な結果ですネ。もちろん第2組曲は、ビゼーの死後、同級生だったギローが編纂したもので、ビゼー本人は全くあずかり知らぬことですが。

私は、第1組曲のワルツとカリオンが好きです。

(ベイシア文化ホール)

コメント
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