My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2009-07-06 19:37:35 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」 ドロルツ(Vn)、ドンデラー(Vc)、クラウソン(Pf) 1970年頃

○ドヴォルジャーク 「テルツェット」 ドロルツ(Vn)、パールマン(Vn)、パッサージオ(Va) 1970年頃


私のお気に入りの「ドゥムキー」です。昭和49年頃、FM放送で初めて聴きました。この時は、ロヴィツキのドヴォルジャーク第6交響曲を120分テープに録音した後、続いて放送された同曲を録音しました。当然のことですが、半分くらいしか録音できませんでした。

とても気に入り、その後、スーク・トリオの旧盤を購入しましたが、満足できず、探し求めていたところ、東京文化会館音楽資料室にあることがわかり、何回か聴きにいきました。


その後、CD化もされずに埋もれていましたが、一昨年、イギリスの中古業者のウェブサイトで見つけて購入しました。

当時は知りませんでしたが、これらの奏者はベルリン・フィル、ベルリン放送交響楽団のメンバーであり、パッサージオ、ドンデラーは、フリッチャイのハーリ・ヤーノシュの映像でも首席の位置に座っていることがわかりました。フリッチャイとゆかりのある奏者の演奏を当時好きになっていたということは、何か共通するものがあるのかも知れません。


演奏は、ゆったりとしたテンポの中で、特にチェロが味あいのある演奏をしています。また、ピアノも華やかではありませんが、フォルテでもにごることなく、美しい音色を聴かせてくれます。特に第1ドゥムカ。出だしでピアノのアルペジオをくっきり演奏し、他の演奏と違った雰囲気をかもし出しています。また、「急」の部分になってもテンポを上げず、「急」の後半で初めてテンポを上げるところも独特です。

CD化されることを望んでやまない演奏です。


「テルツェット」は、2つのヴァイオリンとヴィオラのための曲で大変珍しい曲です。つい最近、スークが録音しました。

Dumky

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする