○モーツァルト 「フィガロの結婚」序曲 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年9月12日
○モーツァルト 交響曲第39番 フリッチャイ/ウィーン交響楽団 1959年11月29、30日、12月8日
○モーツァルト 交響曲第40番 フリッチャイ/ウィーン交響楽団 1959年26、29日
○ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 クーレンカンプ(Vn)、イッセルシュテット/ベルリン・フィル 1936年6月25日
モーツァルトの交響曲は、フリッチャイの希望でわざわざウィーンで録音したという記述を見たことがあります。
西谷晋氏は39番について「第2楽章の誰にも増してアダージョに近い演奏からフリッチャイのモーツァルトに対する愛の深さを聴き取ることができる」と述べています。
40番は「悲しみのシンフォニー」とも言われていますが、全体を覆う暗さ、遅いテンポから、私の学生時代の友は「悲しみ過ぎたシンフォニー」と評しました。