○メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」の音楽 フリッチャイ/ベルリン・フィル他 1950年6月29日、7月1、3、4日
○シューマン 交響曲第1番「春」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年2月14、15日
「真夏の夜の夢」の音楽は、ドイツ・グラモフォンが最初に発売した30cmLPのうちの1枚。ベルリン・フィルの硬質で強靭な演奏で甘さとかは一切感じられません。
シューマンの「春」は、わずか8回の定期演奏会を指揮しただけでヒューストン交響楽団の常任指揮者を辞任した後、ベルリンで録音したもの。RIAS交響楽団は前年秋にフリッチャイが首席指揮者を辞任後、レベルが下がったと言われており、この演奏も特筆すべきものは何もありません。