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バレンボイム若き日のバルトーク:ピアノ協奏曲を聴く

2009-02-12 20:49:50 | 協奏曲
 今日はバルトークのピアノ協奏曲が聴きたくなった。誰の演奏を聴くか迷った末ダニエル・バレンボイムが若き日にピエール・ブーレーズとニュー・フィルハーモニア管弦楽団とレコーディングしたLP(写真/日エンジェル・AA8617)を聴くことにした。協奏曲第1番(1926)と第3番(1945)がカップリングされている。バレンボイムのピアノ・テクニックが素晴らしい演奏である。その上バレンボイムとブーレーズの組み合わせもゴージャスだ。このレコードの録音はおそらく1960年代後半と思われるが音も実に新鮮に聴こえてくる。
 さらにブーレーズは2005年度レコード・アカデミー賞協奏曲部門銀賞を受賞したバルトーク全3曲のピアノ協奏曲全集CDをリリースしている。この全集は各曲の独奏者及びオーケストラが異なるちょっと珍しい全集盤になっている。因みに第1番ツィマーマン、シカゴ響、第2番アンスネス、ベルリン・フィル、第3番グリモー、ロンドン響とこれまた独奏陣・オーケストラ共、豪華である。