私のレコード・ライブラリーから

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「NPO法人・龍ヶ崎ゲヴァントハウス」ー特別企画のお知らせ

2016-05-12 19:36:16 | 余暇文化活動

           「NPO法人・龍ヶ崎ゲヴァントハウス」夏・特別企画ー眞鍋圭子氏 講演会

    「NPO法人・龍ヶ崎ゲヴァントハウス」CDコンサートは今年おかげさまで10周年の記念の記念の年を迎えました。

   そこで今回の夏の特別企画イベントはサントリーホール・エグゼクティブ・プロデュサーとしてご活躍中の眞鍋圭子氏(写真)を

   特別講師にお迎えし特別記念講演会を下記の日程で開催する運びとなりました。氏は上智大学文学部哲学科卒業後、東京芸

   術大学別科チェロを専攻、ベルリン自由大学並びにミュンヘン大学で音楽学を専攻、留学中に音楽ジャナーリストとして活

   動を開始、また巨匠ヘルベルト・フォン・カラヤンとも深い親交を築きあげベルリン・フィル来日公演の際はカラヤンの秘書も

   務められました。今回の講演では氏がこれまでに接してこられた数多くの名演奏家たちの素顔、裏話にも期待したいと思います。

   皆さま、今回もお誘い合わせの上ご来場ください。 

             

 

          

                               

 

                          ( 記 )

   1. 日  時      2016年 6 月 4 日(土) 14:00 ~ 16:30 

   2. 場  所      龍ヶ崎 ショッピング・センター 「リブラ 龍ヶ崎」 2階 旧映画館

                 (茨城県龍ヶ崎市馴馬町上米754)         無料駐車場完備 

   3. 特別講師      眞鍋 圭子 氏 (サントリーホール・エグゼクティブ・プロデューサー)

   4. 講演テーマ     「世界の巨匠たちが名演を奏でたサントリーホールの30年」

   5. 入   場        無    料

   6. 会場までの交通   常磐線 佐貫駅下車、 関東鉄道龍ヶ崎線乗り換え 竜ヶ崎駅下車 徒歩約5分

 

 

 

                                                    

 

                                   

 

                

 

 

          

 


NPO法人「龍ヶ崎ゲヴァントハウス」 - 春の特別企画のお知らせ

2016-02-23 10:41:57 | 余暇文化活動

              NPO法人「龍ヶ崎ゲヴァントハウス」 - 春の特別企画のお知らせ

   毎回、大好評を頂いております「NPO法人・龍ヶ崎ゲヴァントハウス」恒例の”春の特別企画”のお知らせです。

 今回は「日本グラモフォン(現、ポリドール)」の元・プロデューサー、乙黒正明氏お招き「カラヤンが認めた日本グラモフォンサウンド」と題し講演会と

CDコンサートを下記の予定で開催いたします。氏は1960年代ー70年代のクラシック音楽・レコード産業黄金時代、ドイツ本国より送られたマスター・テープのマスタリング及びレコード・カッティングをされ「原音再生」を基本ポリシーに国内盤制作に携わってこられました。まさに帝王カラヤンが認めたサウンド・エンジニアです。

 そこでこのたびの講演では「グラモフォン」の音づくりを中心に当時制作されたレコード音源を再生「アナログからデジタルに変遷した微妙な音の変化」についても語っていただきます。

 今回もまた皆さまお誘い合わせの上ご来場ください。

 

                            〈 記 )

    (期   日)  2016年 3 月 5 日 (土曜日) 

    (時   間)   14 時 00 分 ~ 16 時 30 分  (途中休憩あり)

    (場   所)  龍ヶ崎市 ショッピング・センター「リブラ龍ヶ崎」 2階 旧映画館

    (入   場)      無   料  (無料駐車場完備)

    (交   通)  関東鉄道竜ヶ崎線 終点「竜ヶ崎駅」下車 徒歩約5分 

             (関東鉄道竜ヶ崎線はJR常磐線「佐貫駅」乗り換えです。)

    (特 別 講師) 乙黒 正明 氏 (元・日本グラモフォン・レコード プロデューサー)

    (講   演)  「カラヤンが認めた日本グラモフォン・サウンド」ー その制作現場とレコード

                     1960年代ー70年代録音を中心に

 

 

                                                (以   上)

    

    

               

             

 

 

   

 

 

 

   

 


レオポルト・ルートヴィッヒのチャイコフスキー交響曲第5番 (独オイロペーシェル - LP)

2015-12-11 14:03:24 | 交響曲

  レオポルト・ルートヴィッヒ(Leopold Ludwig/1908~1979)&「ハンブルク国立フィル」による「チャイコフスキー交響曲第5番」は「第6番<悲愴>」(1959年録音)と共にステレオ録音だがこの「第5番」の国内盤は数年前に「オイロディスク・ヴィンテージ・シリーズ(デンオン)」でCD化されるまで未発売だったと思う。写真のLPは「独オイロペーシェル(Europäischer)-Opera レーベル」初出モノラル盤(Nr.1185)だが音質は大変良好である。記録によれば録音は「悲愴」に続き1960年3月にハンブルクの「クルトゥアラウム」で行われている。ルートヴィッヒは「ウィーン国立歌劇場」の首席指揮者を務めるなど「オペラ指揮者」として活躍、1950年から71年までは「ハンブルク国立歌劇場」の総監督を務め人気を博したがオーケストラ作品もこのほかロンドン交響楽団との「マーラー/交響曲第9番」(1959年録音)やエミール・ギレリスとフィルハーモニア管弦楽団とのベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番・第5番<皇帝>」(1957年録音)等々名盤を遺している。

 

 

 

 

 

  

 


ピエール・デルヴォーの「ダンディ・管弦楽曲集」

2015-11-30 15:35:11 | 管弦楽曲

 フランスの名匠ピエール・デルヴォー(Pierre Dervaux/1917~1992)が古城群で有名なロワール地方のナント市とアンジェ市に本拠を置く「ロワール地方フィルハーモニー管弦楽団」と録音したヴァンサン・ダンディ(Vincent d'Iindy/1851~1931)の管弦楽曲集である。(写真/仏パテ・マルコニLP,2C 069-16301)

  デルヴォーはN響に1965年に初客演しその後も何度か指揮台に立ち日本のファンも多かった。彼は1971年に創立されたこのロワールのオーケストラの初代音楽監督を務めアルバムは音楽監督時代の1978年にセッション録音されたものである。ダンディの主要な管弦楽曲作品から「山の夏の日」・「交響的伝説ー魅惑の森」、「旅の画集」が収められている。因みに「旅の画集」の原曲は13曲から構成されるピアノ曲だが後に6曲(前奏・進め・みどりの湖・弔いの鐘・宿駅・夢)を選び作曲者自身が管弦楽に編曲したものである。

   


コンヴィチュニー&ウィーン交響楽団 - ブルックナー「交響曲第4番”ロマンティック”」

2015-11-29 18:18:35 | 交響曲

 これまでフランツ・コンヴィチュニーのブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」公式録音については①チェコ・フィル(1952年モノラル)②ウィーン交響団(1960年ステレオ)③ゲヴァントハウス管弦楽団(1961年ステレオ)の3種の存在が知られていた。ところが先頃、②と③の録音が同一音源であることが判明しゲヴァントハウス管弦楽団とのものは存在しないことになり私も大変ビックリさせられた。写真のLPは1963年に「フランツ・コンヴィチュニーの芸術ー第1巻」として「日本コロムビア」から初リリースされた「ウィーン交響楽団」とのステレオ盤である。(OS-3398)従ってこの「ウィーン交響楽団」との録音は1961年に「独オイロディスク」の前身、「独オイロペーシェル(Europäischer)」によって行われたことになる。音質はこの時代のステレオ録音としてはまずまずでウィーン響の金管群の響きが印象的である。また1961年と言えばコンヴィチュニーが手兵「ゲヴァントハウス管弦楽団」を伴い初来日、「ベートーヴェン交響曲チクルス」でファンを魅了した。

(ライプチッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団/1961年初来日公演プログラム)


「NPO法人・龍ヶ崎ゲヴァントハウス」年末特別企画のお知らせ

2015-11-25 15:55:27 | 余暇文化活動

       (「龍ヶ崎ゲヴァントハウス」の自慢のオーディオ装置))

 「NPO法人・龍ヶ崎ゲヴァントハウス」から恒例の年末特別企画のお知らせです。

 今年の年末特別企画は昨年に引き続き、クラシック音楽・オーディオ界の第一人者としてご活躍中の新(あたらし)忠篤氏を特別講師にお招きし「モーツアルト・伝説の録音を聴くーパートII」と題しモーツアルト伝説名演SPレコード音源から往年の名演奏を氏の名解説と共にお楽しみいただきます。

 新 忠篤氏は昨年モーツアルト伝説のSP録音名演奏をCD36枚に編集、書籍3巻と構成し「飛鳥新社」より出版、数多くの文化人の方々から高く評価され昨年の当法人の講演・コンサートにおいても大きな反響を呼びました。今回もその第2弾として大いに期待されます。年末のお忙しい中とは存じますが皆さまお誘い合わせのうえご来場ください。

 

                               (記)

   1.(期   日)         2015年 12月 12日(土) 14時00分 ~ 16時30分 (休憩あり)

   2.(会   場)      ショッピング・センター「リブラ龍ヶ崎」 2階 旧映画館

                       (茨城県龍ヶ崎市馴馬町字上米754) 無料駐車場完備

   3.(交   通)     JR常磐線 佐貫駅下車、関東鉄道「龍ヶ崎線」乗換え 終点「龍ヶ崎駅」下車 徒歩約5分

   4.(入   場)                無料

   5.(特 別 講 師)     新(あたらし)忠篤 氏 (元フィリップス・レコード・オランダ本社副社長、現在オーディオ研究家)

   6.(主な予定使用音源) ① 「ピアノ協奏曲第27番変ロ長調」から シュナーベル(P)バルビローリ指揮ロンドン交響楽団

                ② 「トルコ行進曲」聴き比べ ナイとフィッシャー (P)

                ③ 「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調」から スポールディング(Vn)、プリムローズ(Vla)

                                              ④ 「クラリネット五重奏曲イ長調」から ドレイパー(Cl)  レナー弦楽四重奏団

                ⑤ 「フルートとハープのための協奏曲ハ長調」から モイーズ(Fl)  ラスキーヌ(Hrp)

                                                                                                                                                                     等々

  

 

 

 

 

                   

 


ルドルフ・ケンペのメンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」

2015-11-20 15:35:29 | 交響曲

 ルドルフ・ケンペのメンデルスゾーン交響曲公式録音は確か1950年代初頭にチェコのスプラフォンに「ドレスデン国立管弦楽団」と録音した「スコットランド」(モノラルSP盤)が唯一と思われる。写真は1960年代にリリースされた同音源の「米パーリアメントLP盤」(PLP-142)である。当時の録音としては音質も良好で味わいある演奏が心地よい。聞くところにればプライベート盤で「バンベルク交響楽団」との「スコットランド」のほか「第4番<イタリア>」・「第5番<宗教改革>」もステレオ録音でのこされているそうで機会があればぜひ聴いてみたい思っている。

 

   


コンドラシン&モスクワ・フィルハーモニー響 - ショスタコーヴィチ/交響曲第8番

2015-11-19 11:40:12 | 交響曲

 キリル・コンドラシン(Kirill Kondrashin/1914~1981)が1960年「モスクワ・フィルハーモニー交響楽団」の音楽監督就任した翌年、1961年から74年にかけ「メロディア」にレコーディングした「ショスタコーヴィチ交響曲全集」から最初に録音された「第8番」を取り上げてみたい。写真のLPは1960年代に「日本ビクター」からリリースされた懐かしい「新世界レーベル」である。(国内盤:SMK7674) ちなみにこのコンドラシンによる「ショスタコーヴィチ交響曲全集」はステレオで世界初の全集録音でもあった。演奏は重厚で迫力も充分で申し分ないのだが音質が金属音的でやはり時代を感じてしまう。

 


カイルベルト&バンベルク響の「田園」

2015-11-18 11:06:57 | 交響曲

  早起きして今日はカイルベルト&バンベルク交響楽団のベートーヴェン/交響曲第6番「田園」に針をおろす。(写真/独テレフンケンLP、6.41330)数ある私の「田園」のコレクションの中でも一番素朴で飾り気のない演奏だと思う。ちなみにこのレコードには詳細な録音データの記載はないが1960年前後のステレオ録音であ   る。彼が1968年春、この手兵バンベルク響を伴って来日、同時にN響にも客演し日本のクラシック音楽ファンに深い感動をのこしたことは今も忘れることができない。そしてその年の秋、ミュンヘンでワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルルデ」を指揮中に倒れ急逝したニュースはファンの間に激震が走った。もう今から約半世紀近く前のことなのだが・・・当時の「バンベルク交響楽団・来日プログラム」(写真・下)をめくりながら思い起す。

 

 


ジェラール・スゼー、「デュパルク歌曲集」 (フィリップス、ステレオ録音)

2015-11-17 13:25:03 | 声楽曲

 久々に取り上げた写真のLPレコードはフランス近代歌曲の名手といわれたジェラール・スゼー(Gérard Souzay/1918~2004)の「デュパルク歌曲集」である。スゼーのデュパルクの歌曲集録音はこれ以前にモノラル録音(伴奏:ジャクリーヌ・ボノー)があるがこちらは伴奏者にダルトン・ボールウィンを迎え1960年前後にステレオ録音されたものである。(写真/フィリップス国内盤SFL-7673 ,1963年リリース)レコードにはデュパルクの代表作ボードレールの詩による「旅へのいざない」を含む12作品が収録されている。スゼーの芸風は派手さはなかったが持ち味の格調高い美声と共に彼の繊細な感性がこの録音からも充分に堪能できると思う。尚、彼は70年代初頭にも同コンビにより「EMI」にステレオ再録音をのこしており彼の「デュパルク」への関心の高さがうかがえる。