カラヤンは「フィルハーモニア・プロムナード・コンサート」と題して全く同一の選曲でフィルハーモニア管弦楽団と1953年ー55年録音のモノラル盤と写真の1960年9月録音のステレオ盤を遺している。どちらもウォルター・レッグとダグラス・ラーターの名コンビによるスタジオ録音だが特にこのステレオ盤の音質は素晴らしい。当時の「フィルハーモニア管弦楽団」のまさに絶頂期の録音といってもいいだろう。カラヤンの「フィルハーモニア」時代の名盤のひとつだ。(写真/英コロンビアSAX2404 オリジナル盤)
収録作品:ワルトトイフェル:「スケートをする人々」 J. シュトラウスII:「トリッチ・トラッチ・ポルカ」
J.シュトラウスI:「ラデツキー行進曲」 シャブリエ:狂詩曲「スペイン」・「楽しい行進曲」
J.シュトラウスII : ポルカ「雷と電光」 スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲
ワインベルガー:歌劇「バグパプ吹きのシュワンダ」から「ポルカ」
オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲