私のレコード・ライブラリーから

私のレコード/CDコレクション紹介

懐かしのLP、オーマンディの「ペール・ギュント」組曲

2009-02-02 22:00:43 | 管弦楽曲
 今日は懐かしいLP、ユージン・オーマンディのグリーグ「ペール・ギュント」組曲に針をおろしてみた。半世紀前にタイム・スリップした感じになった。以前「想い出の演奏会」のテーマで指揮者オーマンディについてはふれてみたがこのLPはその後に購入したLP米コロンビアWL5035(写真)、第2面にはビゼーの「アルルの女」第1・第2組曲も収録されている盤である。
 オーマンディはこの手の曲は得意としており彼のディスコ・グラフィーで調べたところ「ペール・ギュント」第1組曲はモノラルで1947年・55年の2回、ステレオで59年・72年の2回、計4回も録音している。因みにこのレコードは1955年録音のモノラル盤だが彼のうまさがここでも充分に覗える。
 「ペール・ギュント」はノルウェーの詩人、劇作家イプセンの戯曲のための音楽で現在では全曲が演奏されることは少ない。グリーグは全曲の中から第1組曲として4曲、第2組曲として4曲を選び演奏会用にまとめたものである。