キリル・コンドラシン(Kirill Kondrashin/1914~1981)が1960年「モスクワ・フィルハーモニー交響楽団」の音楽監督就任した翌年、1961年から74年にかけ「メロディア」にレコーディングした「ショスタコーヴィチ交響曲全集」から最初に録音された「第8番」を取り上げてみたい。写真のLPは1960年代に「日本ビクター」からリリースされた懐かしい「新世界レーベル」である。(国内盤:SMK7674) ちなみにこのコンドラシンによる「ショスタコーヴィチ交響曲全集」はステレオで世界初の全集録音でもあった。演奏は重厚で迫力も充分で申し分ないのだが音質が金属音的でやはり時代を感じてしまう。
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