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「KARAJAN 60」から チャイコフスキー「交響曲第4番~第6番」

2011-11-16 14:30:50 | ヘルベルト・フォン・カラヤン

 ラウターヴァッサー撮影カラヤンのジャケット写真の中でもとりわけ印象深かったのがこのチャイコフスキーの交響曲第4番から第6番までの一連のジャケットである。これらは当時カラヤン&ベルリン・フィルがレコード録音セッションの会場としていたベルリン、ダーレムの「イエス・キリスト教会」で撮影されたものである。いずれも凛々しい指揮するカラヤンの姿を格好良く捉えている。録音年代順に整理すると1964年2月の「第6番<悲愴>」が最初で「第5番」(1965年)、「第4番」(1966年)となる。カラヤンはこのチャイコフスキーの後期交響曲を大変得意としてその後もそれぞれ何回かに渡り録音しているが因みにこれら一連の録音は「第4番」が3回目、「第5番」が2回目、「第6番」が4回目に当たるものである。(ライヴ録音を除く)
 補足ながら1977年から79年にかけカラヤンは「第1番」から「第3番」もベルリン・フィルとレコーディングを行い「全集録音」を完結したがこの3曲は実演では取り上げていない。


 
 


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2 コメント

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同感です (シャンテサラ)
2015-07-29 22:21:28
はじめまして。 60年代前半のカラヤン ベルリン・フィルの名曲名盤LPはキラ星のような存在でした。 彼がいなかったら、クラシック音楽の存在はもっと小さいままだったかも知れません。 そうしたカリスマ性も含めて、彼はオーケストラ芸術を極めた指揮者でした。 御大が没した後のクラシック界が霞んでしまったように見えるのは私だけでしょうか?
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ここは「イエス・キリスト教会」ではありません。 (笑太郎)
2017-09-22 17:17:43
これら3枚のレコードジャケット写真の場所を「イエス・キリスト教会」と思われている方が非常に多い様ですが、これらの写真の場所は正しくはウィーンのムジークフェラインザール(ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの会場としてお馴染み)です。イエス・キリスト教会での写真は、カラヤンの物としてはベルリン・フィルとの同じくチャイコフスキー作曲「1812年」のジャケット写真等に使われているステンドグラス越しの光が差し込む場所の物です。
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